私はいろんな会に入っていますが、523日(水)は黒部市観光協会の講演会に出席しました。講師には()ニューオータニリゾート 宇奈月・湯沢ニューオータニホテルの代表取締役社長・総支配人の平井治彦さんをお迎えし、演題は「観光動向と大型リゾートホテル経営」。

 歯に衣着せぬお話でとても面白かったです。昨年黒部市宇奈月町が合併し新しい黒部市が誕生しましたが、黒部観光協会と宇奈月観光協会では予算が1:7の割合とか。お互いの観光ポスターには、818日(宇奈月)、19日(黒部市生地)と1日違いの花火大会が開催されるにも関わらず、告知されていません。

「山の花火、海の花火としてお互いのポスターに告知しあい、アピールしていってはどうか」とか、宇奈月温泉内の実名ホテルを挙げられて「お互いが負けられないといがみ合っているが、もうそんなことをしている場合ではなく、いかに海外旅行へ行かれるお客様を国内旅行、富山県へ来ていただくかに心を砕き、力を注ぐべきだ」と。まったくその通りですよねぇ

また、目先ではいいことのように思われ実行された軽井沢のコスモス街道の例を挙げられ、「生態系が崩れて、軽井沢の植物系が消えた。これからは510年先を見据えたアクションプランを立てるべきだ。そして、そのプランに責任を持てるように若い人がリーダーになって観光を考え、引っ張っていくべきだ」と。

このことは、観光だけでなく国の政治や地方の行政にも当てはまることだと感じ入りました。

今後のニューオータニのビジネスプランにも触れられ、同級会や結婚祝い、長寿祝いの宴席をホテルでしていただくことや、ホームページを参加型にし、インターネット予約に比重を移すお話などは、薬膳をもっと多くの方に広める大きなヒントをいただき、とても有意義な講演でした。

 全国名水アンケートで、黒部市扇状地の名水は、全国3番目に選ばれました。

ぜひ一度、湧きいづる水辺を散策し、世界一のファスナー生産を誇るYKK()を見学、宇奈月のトロッコ電車に乗り、宇奈月温泉で疲れをとっていただき、食事はおいしい薬膳を食べて癒される~。 残念ながら薬膳はまだ食べられないのですよ。ここで薬膳が食べられたらよいですよね。

薬の町富山なのに県外のホテルばかり指導に行っています。なぜ県指導で薬膳弁当が作られないのか・・・、それも不思議!

薬膳見学には当学院へ遊びにいらしてくださいね。ブログを読みましたと言っていただければ、オリジナル薬膳茶と黒力(パワードリンク)をプレゼントしちゃいますからね。

黒部へ来られ~ お待ちしてま~す