庭の牡丹が今年も大輪の花を咲かせて、目を楽しませてくれています。
この牡丹の苗木は島根県は大根島(旧)JA島根から贈ってもらったものです。
高麗人参全国大会が大根島で開催され、基調講演と高麗人参料理を講師として依頼され、お陰さまで喜んでいただきました。それがご縁で交流が続き、牡丹の苗木をいただいたのです。
高麗人参の日本での有名産地は3カ所あります。長野県の
高麗人参はそれはきれいに軒の下に植えられていて、見事でした!
うれしかったのは、高麗人参料理を作るために朝堀りの6年根を用意していただきました。こんなりっぱな6年根の高麗人参で料理できるのは最初で最後かもしれないと感激しながら、気をウ~ンと込めて作りました。
高麗人参のから揚げや佃煮など10品作りましたが、もちろん大好評でしたよ。
牡丹は根と皮が生薬名牡丹皮として使われます。中の芯が毒なので、取り除くためドーナツのような形をしています。消炎、鎮痛、通経薬として下腹部の血行障害、頭痛、婦人科疾患などに用いられます。大根島では高麗人参と牡丹皮が海外へ輸出されています。
5月には島中で牡丹の花が咲き乱れるそうです。内海なので砂浜の波打ち際を車で走ることができます。素晴らしいところですので、ぜひ足を運んで、高麗人参と美しい牡丹の花を見てきてくださいね。
牡丹1
牡丹2
高麗人参根と粉末
高麗人参(こうらいにんじん)
ウコギ科のオタネニンジンの根。そのままさらして乾燥したものを
白参(ハクサン)といい、蒸して乾燥したものを紅参(コウサン)という。
食味=甘、食性=平。
用途:アルギニン、ロイシンなど18種のアミノ酸、サポニン、ビタミンB群
の働きで疲労回復、活性酸素除去作用、造血作用、健胃作用、
作業能力増進、免疫機能促進作用がある。


