12月1日オープンした羽田空港第2旅客ターミナルへ行ってきました。2日目ということもあり人、人、人の波。エスカレーターに乗って上を見ると六本木ヒルズの吹き抜けと景観が実によく似ています。
有名レストランの支店やショップもおしゃれで、また空港での楽しみが増えて嬉しい限り。
東京がコートなしで歩けるぐらい暖かかったので富山へ帰って寒さがこたえます。これからは日一日と寒くなって来ます。
冷え症の方にとっては辛い季節となりますね。冷えた体のケア、食べ物から気を配っていますか?
皆さん、食時のときに、まずはビールでカンパーイ、そして氷を入れた水や緑茶、ウーロン茶を飲んでいませんか。これらの飲み物はみなカラダを冷やすもので、2000年前の漢方の書物には、冷たいものをとり過ぎると胃、肺が冷えて不調になると書かれています。
胃の冷えは消化吸収力が悪くなり栄養バランスの崩れにつながり、肺の冷えは花粉症へのリスクが高まります。
冷え症はストレス、自律神経のバランスの崩れなどさまざまな要因で、熱を運ぶ血液がうまく循環せず、正常な体温調節ができにくくなっている状態です。薬膳では、冷えの改善にカラダを温め、エネルギーを高める食べ物をとり、造血・血のめぐりをよくし、抗ストレス作用の食べ物を摂ってリラックスすることで冷えからカラダを守ります。
おすすめは薬膳食品の紅花。一般には紅花油としてお馴染みですね。
鮮やかなオレンジ色の花は、切り花として楽しんだ後、ドライフラワーにすれば薬膳食品「紅花」となります。
体を温め、生理不順や血液浄化作用に優れ、最近は、活性酸素除去作用も認められました。
そばやサラダ、シチュー、煮物などいろいろな料理に散らしてお召し上がりください。
薄着や過激なダイエット、体を締め付ける衣類、厚底サンダル、睡眠不足なども体を冷やしますので注意しましょう。
お休み前には紅茶に薄くスライスしたしょうが2~3枚とはちみつを加えてお飲みください。
芯から温まりますよ。
冷えは万病の元。紅花をトッピングして食べ、ぽかぽかと元気にお過ごしください。