連日のアテネオリンピックの応援(?)で睡眠不足が続いた方も多かったのではないでしょうか。
私も日本選手の活躍で充実感と元気をもらい、期間中眠さを気合で乗り切り仕事をしていました。
日本選手の金、銀、銅のメダルの数はすごかったですが、質の高さ、内容も立派だったように思います。
”やればできる”という感動を日々の生活に仕事に生かしたいものですね。
第9回国際ビジネス会議が7月にお台場のホテルグランパシフィックメリディアンで開催されました。
今年も世界各地より750名の方が出席され盛大でした。昨年分科会で講師をさせていただきましたので、今年は招待で行ってまいりました。
面白かったのは、BMW社長の林文子さんと福助社長の藤巻さんのお話でした。
林さんは女性で初めて自動車業界でトップになられた方。藤巻さんは伊勢丹でカリスマバイヤーといわれ新しい感覚で福助の経営建て直しを図っておられる方です。両名が口を揃えておっしゃたことは会社は人間力で成り立っていますと。人が大事なのだと改めて原点への気づきがありました。
人材は会社にとっての生命線。折角育てても病気で倒れられたりすると大きな痛手となります。
体の具合が悪くなるとマイナス思考や無理が効かないために守りになりがちです。健康であったればこそ活躍できるのです。
自分のカラダを守る機能が落ちていると言われている現代。自己免疫力がつく薬膳の知恵をぜひ食卓に生かしてほしいと思います。
同年齢の友人たちが更年期で悩んでいる中、風邪ひとつ引かず元気で仕事ができますのも薬膳のお陰と幸せに思います。
夏の疲れが出やすい頃、おすすめの薬膳食品は高麗人参です。秋にフレッシュが店先に並びます。
スライスしてはちみつをかけて召し上がれ。ほろ苦さとはちみつの甘さがよく合いおいしい!
ごま油で炒めて鰹節、青シソ、みりん、醤油を加えた佃煮もごはんが進みいけますよ。
数年前に島根の大根島で行われた第18回高麗人参全国大会が思い出されます。
朝採れたての6年根人参で10種類の料理を作ったのです。その後基調講演をさせていただいたのですが、りっぱな生人参を前に「もうこんなしあわせなひとときはないだろうなあ」と思いながら高麗人参の姿揚げなどを作らせていただきました。
蒸した紅参の粉末は料理に使いやすく、140ぐらいの血圧でしたら血圧を下げ整える効果も報告されています。
胃薬が手離せなかった方が高麗人参を食べるようになってから薬知らずになったとの声や冷え、疲労回復に、免疫力がついて病気しなくなりましたなどうれしい声が多く寄せられます。
大地のパワーを6年も吸った植物はそうそうありません。
1日2gを目安にお食べください。高麗人参でカラダを調え、元気に秋を迎えましょう。