花粉をもって花粉を制す

関東では、今月上旬に花粉の初飛散が予報されていました。
様子はいかがですか。今年は薬膳パワーで花粉症を予防してみませんか。
　
薬膳食品の蜂花粉が花粉症に効くという治療報告が、アメリカなどから発表されたこともあり、爆発的な人気となっています。
まさに、花粉をもって花粉を制す、ですね。

蜂花粉は、ミツバチが集めてきた花粉を乾燥させたものです。
古代より中国だけでなくペルシャ、エジプトなどでも不老長寿の食べ物とされきました。
驚異的な栄養価で、たんぱく質はじめ必須アミノ酸類、大量のビタミン類、亜鉛などミネラル類、核酸、８０種類もの酵素などが含まれています。

活性型で吸収率のよいことから、生体防御システムが高まり、花粉症を引き起こす原因となるヒスタミンの鎖を切るのでは、と考えられています。

毎日、ティースプーン１～２杯を目安に召し上がってください。
わが家では、ヨーグルト、サラダ、炒めものなどに振りかけて食べています。
味はたまごボウロのようで、甘くておいしいですよ。

アレルギー体質の人の食事は、高カロリー、高脂肪、動物性たんぱく質が多いことが特徴にあげられます。

脂肪の多いベーコン、コンビーフやケーキ、血流を悪くする魚卵やモツ、かゆみの原因となりやすいエビ、カニ、
添加物の多い加工品、唐辛子、山菜やタケノコなどアクの強いもの、キュウリ、ナスなど身体を冷やす食品は鼻炎症が出やすくなりますので控えましょう。

おすすめ食品は、花粉症に効くケルセチンを含む玉ねぎ、シソ、シソ油、抑制効果が高いアストラガリンを含む柿茶、免疫力を高めるニンニク、アボガド、アスパラ、ニラ、カキなどです。

「カキのソース焼き」はkeico創作料理で紹介していますが、旬のプリプリのカキと、玉ねぎ、蜂花粉の相乗効果があります。
ぜひお試しいただき、健やかに過ごされますように。