最近読んだ本でEvans達が書いた「Invisible Engines: How Software Platforms Drive Innovation and
Transform Industries」にマルチサイド理論というものが詳しくかかれていた(良書ですがまだ日本語にはなっていません)。
簡単に言うと、多様な方面からのバランスを考えて収益を確保するということ。例えば、Google。様々なサービスを提供しているがエンドユーザーへは全て無料でサービスを提供している。つまり、サービスを提供しても対価がないので、それだけでは、Googleは赤字となる。当然、どこかから収益を得ているはずであり、Googleの場合は、広告を打っている事業者からの収入となる。
この場合、一方で損をしても一方で得をする「Two-side」のモデルということになる。
さて、同じTwo-sideのモデルで思い出すのがフジテレビやTBSなどの民放。まさに利用者からはお金をとらずに、別のside(広告主)からお金をとっている訳である。
さて、これは良く考えると、生活者はタダでTV番組を見れているような気になるが、最終的にTVを見た料金は広告費という形で、一般の生活者が購入する商品の値段に転嫁されることになる。化粧品会社のP/L表なんかから分析すると分かると思うが、商品の価格に含まれる広告宣伝費の割合は結構高くモノによっては50%とかいったりもする。
TVはいわゆるPoorman'sメディアだとすると、Poormanが見てるTVの料金を、たくさん商品を購入するrich manが支払っていることになる(Poormanの方が暇だからTVを沢山みているという仮定です)。これって、いい感じの所得配分システムではないですか^^。