倫理綱領
=証券業協会がまとめた証券会社の業務遂行に関する基本的な心構え
第1 証券市場の担い手としての社会的使命の自覚
国民経済における資金の運用・調達の場である証券市場の担い手としての
証券会社の社会的使命を再確認し、証券市場の健全な発展に努力する。
第2 顧客の立場に立った誠実・公正な業務遂行
常に顧客のニーズ、利益を重視し、顧客の立場に立って、
誠実かつ公正に業務を遂行する。
第3 個人投資家を大切にする営業姿勢
証券市場における個人投資家の重要性に鑑み、
その投資目的、知識、資産状況等に適合した投資勧誘を行うとともに、
個人投資家が不利な立場に置かれないよう、
正確な情報・データに基づく客観的な投資情報の提供に努力する。
第4 証券取引ルールの遵守
投資者の保護や取引の公正性を確保するための法令・規則等証券取引ルールを厳格に遵守する。
また、適切な投資勧誘と投資者の自己判断に基づく取引に徹することにより、
自己責任原則の確立に努める。
第5 国民から信頼される職業人としての倫理意識
役職員一人一人が、職業人として国民から信頼される健全な社会常識と
倫理感覚を常に保持できるよう、不断の研鑚に努める。
第6 証券市場の国際化に対応した意識改革の推進
我が国証券市場を透明性のある、真に国際的に通用する市場に高めるため、
役職員の意識改革を推進する。
第7 自主的な内部管理監視機能の確立
証券取引ルール遵守の徹底のため、会社自らの自浄作用を最大限発揮しうるよう、
内部管理体制や監視機能を確立し、ルール違反等に対し厳しく対応する。