連結財務諸表
=出資関係などで密接なつながりのある企業集団を単一組織のように見立てて
財政状態と経営成績をみる財務諸表
・グループの各社の個別財務諸表を基礎に作成
・単純な合算ではなく、一定の連結決算手続に基づき、グループ内の資産や損益の重複を取り除く。
・連結財務諸表の作成は親会社が他の会社を支配するにいたった日に行う
連単倍率
=連結財務諸表を親会社の個別財務諸表と比較し、
グループ全体の売上高や利益、資産の規模が親会社単独の何倍あるかをみる。
※日本における総資産、売上高、経常利益などの連単倍率は、
一般に景気拡大期には高まり景気後退期には低下する
傾向がある。
連結の範囲
=原則、すべての子会社が連結の対象
・親会社=他の会社を支配している会社
・子会社=親会社に支配されている会社
※ただし、支配が一時的であると認められる会社など、
連結により利害関係者の判断を著しく誤らせるおそれがある会社は
連結の範囲に含めない(非連結子会社)
持分
①親会社持分=子会社の資本のうち、親会社に帰属する部分
②少数株主持分=子会社の資本のうち、親会社に帰属しない部分