貸借対照表
=一定時点における資金の源泉と使途の関係を示す一覧表
=企業の財政状態を把握することが可能
=分析することにより、企業の安全性や流動性の程度を判断可能
貸借対照表の構造
◆資産(左)
①流動資産
・当座資産
=販売過程を経ることなく、比較的短期間に容易に現金化する資産
ex)現金・預金・受取手形・売掛金など
・たな卸資産
=通常の営業過程で販売目的で保有する資産
=販売資産となるため、生産過程の途中にある試算
=販売資産清算のため、漸次消費される資産
ex)製品・商品・半製品・原材料など
②固定資産
・有形固定資産
=清算準備手段として役立つ、実体価値のある使用資産
ex)建物・機械装置・土地・器具・備品
・無形固定資産
=実体価値を持たない法律上の権利と事実上の権利
ex)営業権・特許権・借地権・商標権
◆負債(右)
①流動負債
=1年以内に返済する債務
=短期金銭債務や短期性引当金
ex)支払手形・買掛金・短期借入金・預り金など
②固定負債
=1年を超えて返済する債務
=長期金銭債務や長期性引当金
ex)退職給付引当金・社債・長期借入金
◆純資産(右)
①株主資本
資本金・資本剰余金・利益剰余金・自己株式など
②評価・換算差額等
③新株予約権
※連結の場合、少数株主持分が純資産の部に含まれる。
※会社法施行前は、①と②は資本の部