SBMの競馬談義リターンズ#62(皐月賞展望 その3) | Primitive Action  

Primitive Action  

今後の更新予定はありません。

(WM)
もう1つ、変わった切り口での分析。
皐月賞3着以内馬を、朝日杯出走経験、ラジ2歳出走経験、どちらも不出走の3分類で分析してみた。
クラシックの王道ローテと言われているのは、朝日杯orラジ2歳→皐月賞トライアルだと思うので、
この結果は個人的にも驚きだった。圧倒的に2歳戦の大一番に出走していない組が活躍している。
要因はいろいろあるのだろうが、王道ローテ=負荷のかかるレースなので、体調管理が難しいということだろうか。
95年以降としているのは、サンデーサイレンス登場後ということで、あえてそうしている。

不出走 【12・10・10】
過去18回中12勝と圧倒的。また18回中、不出走組が1頭も馬券にならなかったことはないのだ。
年末の朝日杯、ラジ2歳を使わないという選択肢こそがクラシックの王道になっているということか。
当然、不出走組は1番出走頭数が多いのだが、人気の盲点になる馬も多く、不出走組の分析が勝利への近道かもしれない。
今年も該当馬は、カミノタサハラ、インパラトール、コパノリチャード、タマモベストプレイ、フェイムゲーム、ミヤジタイガ、メイケイペガスター、レッドルーラーなどなど、かなり多いが、全て4番人気以下濃厚。これらの馬のどれかは馬券になってくれるだろう。

ラジ2歳【5・6・5】
ゴールドシップ、Vピサ、ヴィクトリー、タキオン、イシノサンデーの5頭が勝利はしているが、過信は出来ない。
95年以降、ラジ2歳経験馬が1頭も3着以内に入らなかった年は、過去18回中、09年、08年、03年、02年、00年、99年、97年の7回。
今年はエピファネイア1頭が経験馬だけなので、押さえてもいいと思うが、軸はどうだろうか。この組からの勝ち馬5頭は3歳時にOP以上を制しているが、エピファネイアにはそれがない。

朝日杯 【1・2・3】
勝ち馬は朝日杯3着のキャプテントゥーレだけ。朝日杯は勝ち負けはともかく出走していることは皐月賞ではマイナスということが分かる。
18回中5回でしか出現していない=軸向きではない組ということだろう。
2着はサダムP、サクラPの2頭。3着はセイウンワンダー、メイショウボーラー、エイシンチャンプ。
買うなら、朝日杯では馬券になっていることが望ましい。サダムPは朝日杯4着だが、東京開催時だった。
今年のロゴタイプ、コディーノは朝日杯連対馬なのでセーフではあるが、軸向きとは思えない。
なお、これらの馬券になった6頭のその後の主戦場を見ると、やはりマイル以下。セイウンワンダーは菊3着もあるのだが、朝日杯出走歴=マイラーという判断は間違っていないのかも。
ナリタブライアンやミホノブルボン、グラスワンダーのような例外もいるが、並の馬に、朝日杯出走歴は確実にマイナスだと思う。

12 ラ不不
11 不朝ラ
10 ララ不
09 不不朝
08 朝不不
07 ラ不ラ
06 不不ラ
05 不ララ
04 不ラ朝
03 不朝朝
02 不不不
01 ラ不ラ
00 不不不
99 不不不
98 不ラ不
97 不不不
96 ララ不
95 不ラ不

(スカイポット)
これは意外で面白い視点ですね。2歳時に頂点のレースを使わないほうが良く、特に朝日杯は使わないほうが良いと。
3強になると言われているうちの2頭が朝日杯使用馬。両方絡む可能性は低そうな気がしてくるデータですね。
ただし、クリアできるのは、圧勝経験のある馬か、G2以上の実績が安定している馬っぽいので、2頭とも大丈夫な気も。

もう1頭の人気馬であろうエピファネイアも、今年になってからの勝利がないため、ラジオ杯からのローテでは来ないパターンなんですね。
やっぱり難しい。。


(黒ラベル)
個人的に気になっているのは、
①母父サンデーが未連対であること
②朝日杯組が今いちであること
③今年の弥生賞組の力を着順どおりに受け止めていいのかどうか
の3点。
ロゴ、エピ、コディーノの中では鞍上込みでコディーノを応援したいんだけど、母父サンデー(しかも母ハッピーパス)、朝日杯組今いちな上に3歳重賞で未連対なのでデータ的にはちょっと厳しいんだよね。
調教については、テンションが上がらないようにかつ負荷をかけて鍛えるために、相当距離を離した併せ馬をして並びきるところで入線という追い切りをするんだとか(スポニチ情報)。いろいろ考えているのはわかるんだけど、馬は話せないので効果を検証できないのが永遠のテーマだね(苦笑)。「並ばなくても、追い越さなくてもいいんだー」って思ったとしたら意味がないような…。
朝日杯組については、今年はロゴタイプ、コディーノがトライアルで中身のある競馬をしているので例年とは違う印象を持っているけどどうだろう。朝日杯上位馬の年明け実績を検証する必要があるかな。
あとは弥生賞が荒れた影響がどう出るか。ワックス氏の指摘にもあったけど、柏木集保も「人気と能力が一致するわけではない」としながらも「候補が揃うとされる今年で50回を数えたトライアル弥生賞が、上位5番人気にも入らない伏兵同士で決着したのは史上初」と言っている。時計が優秀というのがさらに評価の難しさを増しているよね。カミノで勝った内田がコパノリチャードに乗ることもよくわからない。
再度頭を整理します。

(WM)
頭を整理する度に違う結果になるところが非常に難しい。

コディーノの最大の弱点は藤澤流の調教だと思う。事実、クラシックタイトルは桜花賞のみというのが藤澤流がクラシックに向かないことの証明になっているよね。当日の馬体重には要注意だと思う。藤澤の馬は人気を背負って大惨敗することもあるので信用できない。黒ラベル氏の指摘は俺も全く同じ感想を持ったw 抜かなくてもいいんだー!の可能性はあるかと。
東スポ杯の大楽勝で年明けイマイチでメッキが剥がれたと思われるパターンは去年のブリランテと同じなので、この馬も有力な3着候補ではある。
ダービーのほうがチャンスあると思うけど、この配合はローキン然りで成長力がないと思うので、古馬になったらマイル路線に転向しそうな予感。

ロゴTについては、これでディープ産駒だったりすれば飛びつきたい戦績なんだけど、朝日杯勝ちのブライアンやブルボンと同列には考えられない。この馬がダービーを勝てるとは思えないので、やはり3着ぐらいが妥当なポジションな気がする。
ローエングリン産駒は2000mで馬券になった馬は今のところ1頭もいない。条件クラスでも1800で楽勝した馬がばったり止まって負けているので本質的に長距離は向かないと思う。気性が前向き過ぎるのかな。ここまで上り1位が1回もないので、ダービーは非常に辛い舞台。
そして今日の調教は大いに疑問。1番人気で迎えるGⅠをこんな弱い調教しかできない馬が勝てるとは思えない。

エピファネイアは、かかりやすい気性、早いペース未経験など、まだまだレースを覚えている段階のような。外枠でかかったことが前回の敗因といいながら、今回も外枠に入る可能性があり、その気性は改善されていないはず。シンクリ産駒というのも信用できないし、惨敗しても個人的にはサプライズではない。前走は引っ掛かったとはいえ、GⅠ級の馬であればミヤジタイガにまで差し込まれるのか?と思ってしまう。

弥生賞の結果をどう捉えるかは難しいね。人気薄同士の決着の割りに、配当は3連単50万弱だったので、実はマスコミが騒いでいるほどには、抜けた馬とは思われていないのかもしれないね。コディーノもエピも、結局は流れ一つなのかも。
5着のキズナが毎日杯を楽勝しているので、メンバーレベルはかなり高かったんじゃないのかな。
去年も伏兵が勝ってレベル疑問視されたけど、コスモオオゾラは僅差の4着と好走はしたので、カミノタサハラの評価は下げることはないと思う。
古い話だけど、6番人気で弥生賞を勝ったサクラスターオーは皐月賞制覇、同じく6番人気で弥生賞勝利のアサカリジェントも皐月賞3着に健闘してるしね。
どの調教師も今年はどの馬にもチャンスがあると口々に言うので、3強とて恐れるに足らずということなんじゃないかな。

朝日杯組は確かにエーシントップが重賞2勝しているし、ゴットフリートも共同通信杯で2着、クラウンレガーロが若葉Sで2着とまずまずかもね。
なにせ朝日杯王者が年明け緒戦を勝つのはエイシンチャンプ以来らしいので。。。

こういう年は、より人気のない馬を選んだほうが後悔が少ないので、自分は3強は軸にしないということだけは決めているw
結果的に上位3強で決まっても、それはそれで諦めも付くしね。