経済産業委員会の振り返りニコニコ

脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案について質疑した時の様子です。


この日は主にカーボンプライシングについて聞きました。

中でも

カーボンプライシングは徴収するだけではなく

インセンティブを与える仕組みも必要ではないか、、、

例えばグリーンカーボンやブルーカーボンにも価格付けをして

それを増やせば減税されるなどといった仕組み作りが

むしろ大切ではないかということも申し上げました。


国交省の資料によれば、

森林など植物による陸域での炭素の回収は約19億トン、

海域では約25億トンとされています。


四方を海に囲まれた日本は

特にブルーカーボンの宝庫とされていますから

CO2削減へのポテンシャルは相当高いと思われます。

そうしたブルーカーボンの活用に

インセンティブが与えられれば、

例えば森林を伐採して太陽光発電を行うといった

脱炭素なのか何なのかわからないような事業の抑制にも繋がり

自然破壊を抑制しつつ

カーボンニュートラルに寄与することに

繋がるのではないかと思います。


今回の法律の施行によって、

日本企業全体にCO2排出量の削減を強く促し

2050年カーボンニュートラルを達成しつつ

電力の安定供給も維持しつつ

産業競争力も強化していかなくてはならず、

それを同時に達成していくには

みんなが同じ方向を向いて

前に進めていくしかありません。


法案が成立したこの後も

これからどう具体的に進めていくのか

引き続き注視していきます。


質疑の内容、詳しくは動画でご覧ください。
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