皆さん、こんにちはニコニコ

先日閉会した通常国会を振り返ります。

所属する参議院環境委員会では

多くの大事な法案審議が行われ

私もすべての質疑に積極的に加わりました。


この日は

ヒアリなどの外来生物対策を一層強化し

安心安全な国民生活と生態系保全等の推進を

実現するための法改正の質疑。


私が一貫して訴えたのは

動物愛護、動物福祉の観点から

単に外来生物を『駆除する』というのではなく

その管理を適切に行うこと、

私たち1人1人も問題の深刻さを理解して

行動するということ、

『生きる』をもっと大切にする社会へという

私の大きな志、大切にしている思いを

政府に訴えました。


現在国内では

アメリカザリガニが約540万匹、

アカミミガメは約160万匹が飼育されていると

推計されています。


今回の法改正はこの飼育されている個体が

大量放出されることを懸念して規制の枠組みを

弾力的に運用できるようにするものとなっていますが、

国は、飼い主に対して

特定外来生物を自然に帰すことは

禁止されているんだということ、

飼い主には動物が命を終えるまで適切に飼育する

終生飼養の責任があるんだということを

もう一度しっかり周知することが

一層必要になってくることを環境省にもお願いし

実際どういう手立てをしていくのか聞きました。


また、浜松市で特定外来生物のタイワンリスの

駆除が行われていることを取り上げ、

外来生物の問題は、

外来生物を輸入して商売した人や

それを許可した国、売った人、買った人、

逃がした人、、、

人間にこそ責任があることであり、

増えたからといって外来生物に全責任を負わせ

彼らの命を奪って終わりでは

いくら何でも酷すぎる。

外来生物はいわば勝手に日本に連れてこられた

被害者とも言えるのではないか。

むやみに飼育したり

育てられないからといって

屋外に放しても良いよね、という

その考え方こそ改めなくてはならないと申し上げました。


これからもしっかりと訴え

人も動物も共に幸せに暮らせる社会を目指し

頑張って参ります。

詳しくは動画をご覧ください。


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