企業が日頃環境にどう配慮し事業を行っているか、
一方、2050年カーボンニュートラル実現に向けて
現状難しいと考える部分があるのかどうか、
国への要望含めた現場の声を聞き
今後の国会議論に生かすための活動を
独自に行っています。
先日訪れたのは
牧之原市にある東洋製罐株式会社の静岡工場。
東洋製罐様は、金属、プラスチックと
それらの複合材料を素材とした包装容器の設計や
開発・製造・販売、食品関連機械や
包装システムの販売及び技術サービスを
事業内容とされている会社です。
静岡工場では
主に缶詰用空缶や飲料用ペットボトル、
またレトルト対応スパウト付きパウチ
(詰め替え用等のキャップがついた袋状のものありますよね←うまく説明できない)を作っています。
東洋製罐グループでは
2030年の中期目標、2050年の長期目標と
しっかりと期限を定めその目標達成に向けて
着実な環境活動をされています。
さらに素晴らしいのは、企業内にとどまらず、
社員の方による学校への出前授業や
東京本社にある容器文化ミュージアムの
見学コースを積極的に活用したりといった
教育支援プログラムにも力を入れていらっしゃる
ということ。
まさに、企業も地域も一体となった
環境問題への取り組み、重要なことですね。
今後もっと進めていかなくてはならないと
私もずっと考えていた部分であり
これはぜひ緊急事態宣言が解除された後に
容器文化ミュージアムも訪れてみたいと思います。
そして、全身をしっかりと覆って工場内の見学へ。
↓私です
飲料用分野では缶の軽量化を進め
ペットボトルも樹脂の使用を減らすなど
限りある資源を有効に使用するための取り組みをしたり、
食品容器では
中身の鮮度を長期間保てる技術の導入で
賞味期限が延長され食品ロスの削減につなげるなど
環境に配慮された製品が様々開発されています。
興味深かったのは、
これまで炭酸飲料のペットボトルは
炭酸ガスで容器が破裂するのを防ぐため
丸型形状のボトルが使われていましたが、
東洋製罐では耐圧ボトルで角型形状という
イノベーションを達成。
角型ならば、輸送時に段ボールケースに
無駄なく収容できるためエコになります。
こうした微細な積み重ねや熱心な研究開発が
環境には結果大きく影響していくということを
改めて学ぶことができました。
私たち消費者も
ペットボトルはしっかり分別回収する
循環型社会にしていくため
1人1人が責任持って行動しなければなりません。
限りある資源を大切に使っていきたいものですね
今回、国の議論が事業者に中々伝わりにくい
といったご意見もいただきました。
今後しっかりと発信含めて
繋げる役割も果たしていきたいと思います。
Chao
インスタ更新中🎵
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