先日、首相官邸へ行ってきました。
超党派『動物福祉を考える議員連盟』として
加藤官房長官に要望書を提出したのです。
動物は当然ながら
人間と同じく苦痛を感じる存在であり
尊厳を持って取り扱われるべき存在です。
動物が精神的、肉体的に十分健康で幸福であり
環境とも調和していることを
『動物福祉(アニマルウェルフェア)』と呼び
これを実現するための、
例えば不快からの自由などといった
『5つの自由』の概念は
国際的に確立されています。
日本では
『動物の愛護及び管理に関する法律』が
ありますが、一方、動物福祉については、
まだ今の法制度では
十分に位置付けられておらず、
動物を日々取り扱う現場でも、
動物福祉への理解が
十分に行き届いていない現状があります。
その中でも今問題視しているのが
犬猫の肉を食用として扱うこと。
動物好き&猫を飼っている私として
考えたくもないことですし
聞きたくないという人も多いかもしれませんが
ですが、日本でも
犬肉を提供する飲食店が実際にあり
犬肉の輸入も行われているのが現実です。
世界に目を向けてみると
アメリカや台湾、中国、香港などでは
犬猫肉の食用を禁止する法律が制定され
イギリスでもそうした動きがあります。
またアメリカやイギリスでは
それぞれの国会議員が連名で
犬猫肉食用禁止についての国際条約の
賛同を求める活動を行っているとのこと。
そこで日本でもということで、私も先日署名↓
他の賛同議員の署名とともに
この日も要望書と一緒に提出しました。
この問題については
以前も参議院環境委員会で大臣に質しましたが、
その国の食文化に対してはっきり言うことは
中々難しい部分もあるとのお答えもいただき
その点は理解しているつもりです。
ですが、それで終わってしまっては
動物福祉の向上はありません。
動物福祉を考える議員連盟では、
日本政府がいち早く犬猫肉食用禁止国際条約を
推進していくよう
今後も活動を続けていきたいと思います。
Chao
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