牧野宗則・風鈴丸ふたり展開催中の

フェルケール博物館。

久しぶりに常設展もご案内いただきました。


港は経済と文化の交差点。

商港、工業港、漁港と

他に類を見ない多面性を持つ清水港の歴史を

資料を見ながら学ぶことができます。


今、国では『みなと』を核としたまちづくり

『みなとオアシス』制度を進めていて

まさに清水港も、

まぐろをテーマにイベントを開催したり、

クルーズ客船誘致など

みなとを中心に賑わいを作り出す

様々な取り組みを行っています。


その清水港、

江戸時代には、

江戸と大阪、東海各地を結ぶ重要な港として

米と塩を主に扱い多くの千石船で賑わい、

そして、明治になると

開港場に指定され外国との貿易が始まり

静岡茶を初めてアメリカに輸出し

お茶の輸出が盛んになるなど、

港を中心としたまちづくりは

今にはじまったわけではなく

もう何百年も前から行ってきたのだなと

改めてよくわかります。

きっと当時の港町・清水の賑わいぶりは

ものすごい勢いがあったのでしょうね。


『フェルケール』とは、

ドイツ語で交通を意味するとのこと。

館内には駿河湾桜えび漁船や

清水港に関連した船の精巧な模型等も

展示されていました。


また、写真にはありませんが、

日本独特のもので

最近では海外からも評価されているという

船箪笥の展示が新たに行われており

私も初めてじっくり観賞しました。

ものづくり職人の技術の素晴らしさと

芸術性の高いデザインに感動ラブラブ

しばし見入ってしまいました。


皆さまも、時間をみつけて

地域の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

Chaoビックリマーク


インスタ🎵