キュウソネコカミ/KANA-BOON@梅田Shangri-La


物販バンドの戦い。

ということで開演前から見たこともない長蛇の列が発生。

キュウソのネズミくんとKANA-BOONのコラボTに並ぶ人、人、人。

今や、バンドは物販で儲ける時代になりつつあるけれど、そのなかでこの人気はほんと恐ろしいと思う。


先手はKANA-BOON!

ROCK IN JAPAN Fesにてメジャーデビューすることを大発表した彼ら。

この報告の翌日の大阪凱旋公演ということになる。

1曲目から「A-Oh!」でフロアは前方に人が押し寄せモッシュの嵐。

続けざまに「ワールド」が演奏され、序盤からお客さんのボルテージはピークを迎える。

こんなに盛り上がる曲が流通盤には入っていないっていうのも、また変な話だなぁと改めて実感。


この日は対バンがキュウソだからなのか、鮪さんの言葉づかいがやや乱暴気味。笑

キュウソの鉄板ネタである「社会のしがらみ」を、ややこじんまりした段ボールにKANA-BOON ver.としてまとめてきていました。

鮪画伯の何とも言えない味のあるイラストとともに笑いを誘ってた・・・。

ここ最近30分ほどのライブセトリは変わり映えのないものになり気味だった(流通盤が1枚しかないので仕方ないが)が、この日は未発表の新曲「ハッピーエンド」を初披露。

アッパーチューンで、曲名通り可愛らしいメロディで四つ打ちのビートがダンスを誘う。

いろんなイベントに引っ張りだこな彼らから生まれる曲としてはごく自然だなと思った。

なんというか、"フェス感"のようなものが漂っているノリノリの楽曲なのだ。

音源化が楽しみ・・・

「さくらのうた」のあと、

「お腹がすいた頃でしょう?」という鮪さんのMCののち、「ないものねだり」へ。

彼ら屈指のアンセムソングで先手として、フロアを沸かしまくっていた。


続いては本日の主役 キュウソネコカミ!!!

セイヤさんがしょっぱなから、今日やる曲数を高原とするハチャメチャぶり。笑

(ちなみに16曲)

あーいあーむじゃぱ ーーーーーん!!!!

客席の怒号のようなシンガロングから「JP」にてライブスタート。

次から次へとならされる音に対してお客さんも120%の態勢で迎え撃つ。

まさにフロアは戦場。

「DQNなりたい、40代で死にたい」では最近、お決まりとなってきている

キュウソ風 ウォールオブデスもしっかり実施

ライブも佳境を迎えたころに演奏された「キャベツ」では、曲中にみんなに大事なお知らせがあります、

と神妙な面持になるセイヤさん、そして「俺たち、秋にメジャーデューすることになりましたああああ!」


ざわつくフロア。

ただし、落ち着いてみよう、みんな。この曲は、カタリのあとに・・・


「なんか、おもてたよりリアクションええな。笑 ・・・そんなんあるわけないやろーー!!嘘だよ!!!」


ですよね!!!

曲自体、ライブで久しぶりだったせいもあって、純粋にびっくりしているお客さんがいて面白かったです。

「サブカル女子」「ネコ踊る」で本編をフィニッシュ。

アンコールは2曲演奏したのですが、大ラスで「キュウソネコカミ」。

アルバム1曲目でシメにかかるなんて何とも憎らしい。

今からまだまだライブやで!という熱気をむんむんに残しつつも、完全燃焼でライブを終えていました。




たのしかったよ!しゃんぐりら!

見放題2013


7/6にアメ村にて開催されました見放題へ行ってきました。

実は今年が初参加。

うだるような暑さの中、リストバンド交換をしスタート!!!

私の見放題のこけら落としは・・・ノムラセントラルステーション!!

名古屋からの刺客です。笑

ドラム10台!BIGCATのステージがあんなに小さく見えたのは初めてでした。

もっと、ドラムの音ばかりになってギターとか全然聞こえなくなるのだろうかと思っていたらそんなことはなく、

一糸乱れぬドラミングで、タイミングもばっちりなので、うるさいのではなく、圧倒的な「圧」になっていました。

皆さんの衣装がまた、お祭り騒ぎで。

ふんどし一丁やらJKやら、もう何が何やら・・・笑

でも、それもまたよかったです。


alcott

目の前のPangeaに移動するも、既に満員!

企画とかで名前はよく目にしていたのですがこの日が初見でした。

伸びやかな高音が特徴的。思う存分のびていく声に身をゆだねたくなってしまいました。

関係者とでかでかと書かれたTシャツを着て、オーディエンスを盛り上げまくっていたのに、ちょっとほっこり笑っちゃっいました。


ジラフポット

この時間帯は非常に悩みました。みたいバンドがいくつもあったけど、hillsパン工場に向かいました。

出会ったのはつい最近。KANA-BOONがきっかけで、ゆとりを知り、彼らを知りました。

圧倒的なライヴパフォーマンスにほれ込むのに、そう時間はかからなかった。


向かってみると、なんと。満員じゃないですか!

見放題では一番遠くのライヴハウスになるのですが、入場規制でしたよ。。涙

出音一発目で関さんと中野さんがクラッシュして中野さんのギターの6弦が切れて演奏できないというアクシデント。笑

現在まっただ中である連続企画で無料配布された新曲を2曲とも盛り込んだ攻めのセットリスト。

もちろんラストは「nocobo effect」ですけどね!

もう、ぐっちゃぐちゃになりました。感情が爆発しました。

なんでこんなにかっこいいんだろう、なんでこんなに、うわぁぁぁぁぁってなってしまうんだろう。

私たちの何かを解き放ってくれるような、文句なしにかっこいい演奏を魅せつけてくれました。

関さん、何度もお客さんをあおっていたし、中野さんもギリギリまで前に出てきてました。

二転、三転する曲の展開をCDよりもありありと感じられる、彼らのライヴは今日も最高でした。



カラスは真っ白

先日購入したCDがあまりにかっこよかったので、覗きに来ました。

ステージにはまるで人形のような女の子。

まっすぐのパッツン前髪に三つ編み。無機質にギターを弾きながら歌うその周りでは

とんでもない熱量で演奏するメンバーという何とも面白い構図でした。

ファンクのビートに無機質な女の子ボーカルがのっかることによって、尖ったメロディもすごく聞きやすくなるんですよね。

ライヴ中、メンバーそれぞれのソロタイムなども設けられ、大盛況でした。


BAND A

これまた規制。でも、何とか中に入ることができました!

お客さんの熱量に負けないくらい、ステージ上の演奏もみるみるヒートアップ。

どこかひねくれた曲構成についていくのに必死・・・笑

万華鏡をくるくる回すように、1曲の中でいろんな顔をみせてくれる彼らの楽曲ですが

そこに熱狂するお客さんが存在することで、ますますバンドのテンションがあがって

CD以上のパワーが発揮される瞬間を見た気がします


ゲスの極み乙女。

いやもうこれは。「ぶらっくパレード」です、それを生で聞きたくて。

そんなミーハーな理由でサンホールにきました。

案の定、BIGCATに続いて2番目に大きいこの会場でも規制です。

そして、生で聞いた「ぶらっくパレード」は最高でしたよ

すんだ歌声はそのままに、CDよりも感情的かもと感じました。


SAKANAMON

ゲス乙女を後にし、BIG CATへ。

散々、予習しました。iPodでどれほど彼らの曲を聞きこんだことか。

ようやく観ることができました。

キラーチューンづくしで、興奮しっぱなしでした。

生で見ても、あの演奏力はCDそのものでした。

やっぱり、全国ツアーを回るようなバンドだなぁと、心の底から実感。

途中、KANA-BOONの「ないものねだり」の「ゆらゆらゆら僕の心~」と軽く」カバー。笑

売れてるバンドには媚びうっとかないと!とにっこり。

そんなジョークも交えつつも、新曲もしっかり披露して、充実の30分でした。


科楽特捜隊

実際に演奏していた特撮ソングは半分くらいしかわからなかったのですが

やっぱり、原曲がかっこいいから、それをエレキギターなんて使ってカバーしようもんなら

興奮せざるをえないですよね。

ロボット飛んでくるわ、仮面ライダー出てくるわ、ウルトラマン出てくるわで

もう、おなかいっぱいでした。

怖い宇宙人にもまけない!


みそっかす

山口百恵がかかった瞬間の会場の声援の多さ!

熱気むんむんで始まったライヴ。

これだけ大勢の人が、みそっかすで踊っているというこの状況!

はるきちさんも言っていましたけど、素晴らしい。


なんと途中でキーボードの音が出なくなるという悪神殿とに見舞われつつも

最後までやり切りました。

フロアは興奮のるつぼでした。

(でもやっぱりキーボードないとさみしいな!当たり前だけど)


(M)otocompo

後から知るのですが、この日が4人体制ラストの日となったのです。

悲しいですが、今後の活動に期待しています!

スカとエレクトロの融合はこの日も見事に成功しておりました。

軽快ナビートだけでなく、視覚でも私たちを楽しませてくれるotoco達。

決め決めのポーズは今日もっかこよかったです。


フレデリック

サイケな雰囲気は会場内に一歩足を踏み入れた時から漂っていました。

既に演奏は始まっていたのですが。

夕方のこの時間帯に何とも心地いい。

いい意味で右から左へと聞き流してしまうような(懐かしい!)

すーっと体をぬけていく、メロディ。


あと少しが見放題も終わり。

しかし彼らのおかげで体力フル充電できました。


KEYTALK

前半は規制で見れませんでしたが後半はフロアでガッツリ盛り上がりました!

前日に滋賀で見たんですけどね。

今日も新譜からの曲多めのセットリストでした。

フロアの中で一心不乱で踊っていたので、もう何が何だかって感じですが。

こんな放心状態になるまで踊らせられるのは、彼らの確かな演奏力によるものだと実感です。


KANA-BOON

私の見放題大トリは彼らです。オーラルと最後まで迷いましたが、やっぱり彼らは特別なのです。

出会ってまだ1年弱。

この日までいろんなDJイベントで彼らの曲がかかるたびにすごい盛り上がりをみせていました。

ここはBIG CAT。どれだけのお客さんが彼らの曲で踊るのか。


1曲目から「ワールド」!もうパンパンのフロアではモッシュの嵐。前方はすし詰め状態。

すごい、すごい。こんな会場をあなた達がみせてくれるなんて・・・

前日の滋賀では思うように声が出ていなかった鮪さんも、今日は高音もがならずとも伸びやかに出ている状態。

最近のライヴではあまり聞かなかった「盛者必衰の理、お断り」「見たくないもの」とかもやってくれました。

めしださんのMCもうけてましたね!!!!嬉


「さくらのうた」を聴くと、流通版を出しますと宣言した、ゆとりのステージがよみがえってきまして。

そこから、すごい速度でここまできた彼ら。

周りに叩かれることもたくさんあったし、はやりもんバンドだろと揶揄されることがつらかったです。

でも、この日のライヴを見て、彼らならまだまだ大丈夫と確信し、同時に彼らのファンでよかったと心から思い大号泣。

正直、バンドの演奏力でいったら彼らよりうまい同世代バンドなんていっぱいいると思います。でも、鮪さんにしかかけない歌詞があるから、KANA-BOONでしか鳴らせない音があるから、これだけの人が集まるんです。


本編最後に「ないものねだり」。


アンコールに「A-Oh!」。ないものねだりに頼りすぎないこのセトリもよかったです。笑


気付けば楽しかった一日があっという間に終わってしまっていました。

イベンターでもなく、個人がつくりあげるイベントでこんなにも快適なフェスってなかなかないと思います。

主催である民やんさん、ほんまにありがとうございました。


また来年も絶対行きます!

ドラマチックアラスカ『ドラマチックアラスカ』


CD帯に書かれたこの言葉

神戸の最終兵器、ドラマチックアラスカデビュー

その言葉は本物か


2010年結成の若いバンドだが、SCHOOL OF LOCKで取り上げられたり、COMIN’ KOBEにおいてはESP STAGEのトリを務めるなどCDデビュー前からそのライヴは評価されていた。

それは1曲目「リダイヤル」を聴けばなるほど納得できる。

どこか気だるいGt。Vo土方のボーカルが、四つ打ちのビートをうまい具合にすりぬけていく。

軽快なリズムだがメロディラインはどこかもの悲しさを感じる。

そしてそこには、鬱屈した感情が殴り描かれる。

最高潮の盛り上がりを魅せるサビでは完全に裏打ちのビートとなりダンスロックの側面をみせる。

一方でそれ以外では、ギターにミュートをかけビートを全面に押し出し、私たちを土方の歌詞世界へと連れ込んでいく。


リードトラック「リダイヤル」以外に3曲収録されているが、曲構成はおおむね同様だ。

オーディエンスの引き込み方をよくわかっているなと感心してしまう。

ためてためて、サビでメロディもビートも一気に爆発させる。

紡ぎだされるメロディラインは心地いい、一度聞けば耳に残る、まさにアンセムソングだ。


四つ打ちのビートに頼らない楽曲も聞いてみたいところ。

今は彼らのダーク面が体現された楽曲の仕上がりとなっているが、

神戸出身の大大大先輩アルカラのように明暗を使い分けられる楽曲が生まれれば、もっともっと多くの人に受け入れられるのではないだろうか。


期待をこめたい、そんな気持ちにさせてくれるデビュー盤だ。