《二つの世界をつなぐ橋》 第8話 ②
🌳 大きな木も、最初は小さな芽
森を見ると、
大きな木ばかりに、
目がいきます。
でも、
森の未来をつくっているのは、
足元にある、
小さな芽かもしれません。
まだ弱い。
踏まれれば、
消えてしまう。
でも、
条件が整えば、
育っていく。
そして、
何十年後には、
森の姿そのものを変える。
社会も、
似ているのかもしれません。
今はまだ、
小さく見える生き方。
少数の人しかやっていないこと。
でも、
それが、
次の時代の芽なのかもしれない。
🌱 すぐに広げなくてもいい
ここで、
私は、
少し大切なことがあると思っています。
良いと思ったものを、
すぐに広げようとしないこと。
「みんなもやるべきだ」
と言わないこと。
これは、
これまでのリーダーシップの話ともつながります。
自分がやる
自分で確かめる
続ける
そして、
誰かが、
「それは何ですか❓」
と聞いてきた時に、
初めて話す。
それくらいでも、
十分なのだと思います。
無理に広げなくても、
必要なものなら、
少しずつ伝わっていく。
🤲 まず、自分がやる
私は、
ここが、
とても大切だと思っています。
人に、
「変わった方がいい」
と言う前に、
自分が変わる
人に、
「自分で考えなさい」
と言う前に、
自分が考える
人に、
「自然を大切にしなさい」
と言う前に、
自分が土へ触れる
人に、
「助け合いましょう」
と言う前に、
自分が、
目の前の誰かへ手を出す
言葉より、
実践。
それが、
一番伝わるものなのかもしれません。
🌏 社会が壊れるまで待つ必要はない
世の中には、
大きな仕組みが、
一度壊れなければ、
人は変わらない。
そういう見方もあります。
確かに、
危機が起きた時、
初めて氣づくことはあります。
電氣が止まる
物流が止まる
水が止まる
お金が動かなくなる
制度が機能しなくなる
その時、
今まで当たり前だったものが、
当たり前ではなかったと氣づく。
でも、
全員が、
そこまで行く必要はありません。
壊れる前に氣づく人もいる。
そして、
壊れる前から、
準備を始める人もいる。
私は、
そこに希望があると思っています。
🌿 恐怖から動くのか?、氣づきから動くのか❓
危機が来てから動く時、
人は、
恐怖から動きやすい
足りなくなる
失う
奪われる
だから、
急いで確保する
でも、
壊れる前に氣づけば、
もう少し違う動き方ができます。
自分に何が必要なのか?
何がなくても生きられるのか?
何を自分でできるようにしておくのか?
誰とつながっておくのか?
何を次へ残すのか?
落ち着いて、
考えることができる。
これは、
とても大きな違いです。
🪞 「次の時代」は、未来にあるのか❓
私たちは、
「次の時代」
という言葉を、
未来のこととして使います。
でも、
本当は、
未来だけにあるのではないのかもしれません。
すでに、
今の中にある。
少数の人の生き方の中に
小さな地域の中に
一つの家庭の中に
一枚の田畑の中に
一人の考え方の中に
未来は、
突然やって来るものではなく、
今の中にある小さな実践が、少しずつ大きくなったもの
なのかもしれません。
🌉 橋を渡った先にいる人
《二つの世界をつなぐ橋》では、
これまで、
観える世界と、
感じる世界をつなぎながら、
「では、自分はどう生きるのか❓」
というところまで歩いてきました。
自分の足で立つ
利己を確立する
他者と共存する
大自然とつながる
利他へ進む
人を依存させない
橋を架ける
ここまで来ると、
橋の向こう側に、
もう歩き始めている人たちが見えてきます。
彼らは、
特別な人ではありません。
ただ、
少し早く、
自分で決めた人たちです。
🍃 次の時代の人は、肩書きを持たない
次の時代をつくる人は、
必ずしも、
大きな肩書きを持っているとは限らない。
農家かもしれない
職人かもしれない
会社員かもしれない
子育てをしている人かもしれない
地域で活動している人かもしれない
何も名乗っていない人かもしれない
ただ、
共通しているものがある。
自分で考え、自分で選び、自分の暮らしの中で試している。
そして、
その経験を、
必要な人へ渡している。
私は、
それで十分なのだと思います。
🌱 ひな型は、一人ひとり違っていい
もう一つ、
大切なことがあります。
次の時代のひな型は、
一つではありません。
都会で生きる人
田舎で生きる人
技術を使う人
自然へ戻る人
組織の中で変えていく人
外へ出る人
全部、
同じ形になる必要はない。
その人が、
自分の場所で、
自分の答えを見つける。
そして、
違う答え同士が、
共存できる。
私は、
そこに、
これまで書いてきた、
大調和への道があるように感じています。
🌏 すでに始まっている世界を見る
ニュースを見れば、
壊れていくものが、
たくさん見えます。
対立
争い
制度疲労
経済の歪み
自然環境の変化
でも、
それだけを見ていると、
世界は、
終わっていくように見える。
だからこそ、
もう一つ、
観なければならない。
壊れているものの横で、何が生まれているのか❓
古いものが、
機能しなくなっている場所では、
新しいやり方が、
必要になります。
その必要に応じて、
誰かが、
小さく試し始める。
そこに、
次の世界の芽があります。
🌿 私たちは、もう入口に立っている
次の時代は、
いつ始まるのでしょうか❓
私は、
もう始まっていると思っています。
ただ、
まだ、
大きく見えていないだけ。
そして、
その入口は、
遠くにあるわけではない。
毎日の暮らしの中にある。
何を選ぶか?
何をやめるか?
何を始めるか?
誰とつながるか?
何を育てるか?
何を次へ渡すか?
その一つひとつが、
次の時代へ続いている。
だから、
誰かが変えてくれるのを、
待つ必要はない。
まず、
自分の足元から、
一つ始めればいい。
次回
第9話
壊れてから氣づくのか❓
社会の仕組みは、
普段、
動いている時には、
その存在を意識しません。
でも、
動かなくなった瞬間、
初めて、
自分が何に依存していたのかが見えてくる。
電氣
水
食料
お金
通信
行政
物流
では、
大きな機能停止が起きなければ、
人は本当に氣づけないのでしょうか❓
次回は、
「機能停止」と「目覚め」の関係
について考えてみます。
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