《二つの世界をつなぐ橋》
第0話/序章
観える世界と、感じる世界。その間をどう生きるのか❓
世界では、毎日のように何かが起きています。
戦争
金融
資源
AI
国境
政治
災害
報道
国と国との関係
昨日まで遠い場所の話に見えていたものが、氣がつけば、自分たちの暮らしのすぐ近くまで来ている。
けれど、問題は出来事の多さだけではありません。
あまりにも多くの情報が流れ込んでくることで、
「結局、何が起きているのか?」
「どこを見ればいいのか?」
「自分には何が関係しているのか?」
が、かえって分からなくなっていく。
だから私は、毎日《ニュース天氣図》を書いています。
🌏 毎日ニュースを観る理由
ニュース天氣図は、
その日の出来事を並べるためだけのものではありません。
毎日、同じように世界を観ていると、
最初はバラバラだった出来事が、
少しずつつながって見えてきます。
点だったものが、
線になる。
線だったものが、
配置になる。
そして、
配置だったものが、
流れになる。
一日だけでは分からなかったものが、
何日も、何週間も観続けることで、
「また同じ場所が動いている」
「この国と、この国の動きが重なってきた」
「表の説明と、実際に動いているものが少し違う」
というように、
少しずつ観えてくる。
毎日見るということは、
世界を知ることでもありますが、
同時に、
自分の観る力を育てること
でもあります。
🧭 一つの見方だけで決めない
けれど、
毎日ニュースを見るだけでは、
まだ足りません。
一つの記事を読んで、
その説明だけで全部を決めてしまえば、
自分で考えているつもりでも、
与えられた枠の中で考えているだけかもしれない。
だから私は、
深掘りの記事では、
一つのニュースに一つの答えを置くのではなく、
別の角度から考えるための
「補助線」
を引いています。
もし、
違う角度から見たらどうなるのか❓
もし、
少し時間軸を長くしたらどう見えるのか❓
もし、
誰が得をし、
誰が負担するのか?という視点を加えたらどうなるのか❓
答えを渡すのではなく、
問いを増やす。
見方を固定するのではなく、
考える余白をつくる。
それも、
この活動の大きな目的です。
🏝️ この島を、外から観る
そうして毎日のニュースを観ていくと、
次に氣になってくるのは、
「この島は、今どこにいるのか❓」
ということです。
そこで始めたのが、
《この島国に、逃げ道は残っているか❓》
という連載でした。
世界の大きな流れの中で、
この島は、
どこに立っているのか❓
誰とつながっているのか❓
誰に依存しているのか❓
何を守ろうとしているのか❓
そして、
何を失いつつあるのか❓
政治
経済
安全保障
エネルギー
人口
社会保障
そういったものを、
一つひとつのニュースとしてではなく、
この島全体の構造として観る。
そんなことを続けてきました。
🌿 けれど、外側だけを観ても足りない
外側の世界を観ていると、
今度は自分の内側が動き始めます。
なぜ、
このニュースだけが氣になるのか❓
なぜ、
この出来事には違和感を覚えるのか❓
なぜ、
同じニュースを見ても、
人によって反応が違うのか❓
そこで始めたのが、
《観える世界、感じる世界》です。
見えるものだけを信じるのでもない。
感じるものだけを信じるのでもない。
外側で起きていることを観る。
そして、
その時に自分の内側で何が動いているのか❓を、感じる。
その二つを、
すり合わせる。
そうしていくと、
外の世界を観ているつもりが、
いつの間にか、
自分自身を観ることにつながっていきます。
🌉 それでも、まだ一つ足りなかった
ここまで来て、
もう一つ、
ずっと残っていた問いがありました。
「では、自分はどう生きるのか?」
世界で何が起きているかを知った。
この島の構造も観た。
自分の内側の反応も感じた。
その先で、
自分は何をするのか❓
何を選ぶのか❓
何を手放すのか❓
何を守るのか❓
誰とつながるのか❓
どう生きるのか❓
ここをつなぐ場所が、
これまでありませんでした。
だから、
この新しいマガジンを始めます。
《二つの世界をつなぐ橋》
観える世界
感じる世界
その二つの間に、
橋をかける。
この橋は、
誰かに答えを教えるための橋ではありません。
自分で考え、
自分で感じ、
自分で選び、
自分の足で立つための橋
です。
🌱 「利己」を取り戻す
私は、
「利己」という言葉を、
少し違う意味で捉えています。
自分だけ得をすること。
他人より上へ行くこと。
そういう意味ではありません。
私にとっての利己とは、
自分の足で立つこと。
自分で考える
自分で選ぶ
自分の人生を引き受ける
誰かに答えを預けない
まず、
そこからです。
自分の足で立てていないのに、
他人のために生きようとしても、
どこかで依存や自己犠牲になってしまうかもしれない。
だから、
利他の前に、
利己が必要になる。
🤲 利己の先に、利他がある
自分の足で立てるようになると、
他者も、
同じように自分の足で立つ存在として見られるようになります。
相手を支配しない
相手に依存しない
自分の答えを押しつけない
それぞれが、
それぞれの場所に立ったまま、
どうすれば共に生きられるのか❓を考える。
そこから、
利他が始まるのだと思っています。
利他とは、
自分を消すことではない。
自分を保ったまま、
他者を生かすこと。
そして、
その「他者」は、
人間だけではありません。
🌾 人間だけで生きているわけではない
私たちは、
田畑
水
土
森
植物
動物
空
太陽
季節
そういったものの中で生きています。
人間社会だけを見ていると、
人間だけで世界を動かしているような錯覚に陥ります。
でも、
実際には違う。
人間も、
大自然の中の一部です。
だから、
これから共存を考えるなら、
人間同士だけでは足りない。
他者とつながる。
そして、
大自然とつながり直す。
そこまで含めて、
私は考えていきたいと思っています。
🍃 本質へ立ち返る
新しい時代をつくるというと、
新しい技術
新しい制度
新しい仕組み
そういったものばかりに目が向きます。
けれど、
本当に必要なのは、
新しいものを足すことより先に、
本来あったものを思い出すこと
なのかもしれません。
自分は何者なのか❓
何を大切にしたいのか❓
何によって生かされているのか❓
どこから来て、
どこへ向かいたいのか❓
その問いへ戻る。
そこから、
次の時代が始まるのではないか❓
そんなことを考えています。
🌳 すでに始めている人たちがいる
社会が変わってから、
自分も変わる。
制度が変わってから、
次の生き方を考える。
そういう人もいるでしょう。
でも、
すでに今、
恐怖を越えて、
腹をくくって、
自分の足で立ち、
次の生き方を始めている人たちがいます。
私自身も、
その一人でありたいと思っています。
完成された答えがあるわけではありません。
だから、
歩きながら考える
考えながら感じる
感じながらまた歩く
このマガジンでは、
そんな過程も含めて、
書いていきます。
🌏 観ることから、生きることへ
ニュースを観る
構造を考える
自分の内側を感じる
自分の足で立つ
他者とつながる
大自然とつながる
その先に、
どんな世界があるのか❓
まだ、
私にも全部は分かりません。
でも、
一つだけ分かっていることがあります。
誰かに連れて行ってもらうのではなく、
自分で橋を渡るしかない
そして、
その橋は、
一人ひとり違う。
だから私は、
自分の橋を渡りながら、
ここに記録を残していこうと思います。
次回
第1話
「みんなと同じ道」を外れてみる
みんなが動く時間に動けば、
みんなと同じ渋滞に巻き込まれる。
でも、
ほんの少し動き方を変えるだけで、
同じ一日でも、
見える景色は変わる。
行動の習慣と、
思考の習慣は、
どこか似ている。
次回は、
そんなところから始めます。
All Green Project 🌿
ai-kusunoki & 「6」
構造で読む力を、暮らしの中心に

