あの時の彼女 | 旅はみちづれ

あの時の彼女



波待ちをしていたら、じっとこちらを見ている女性サーファーがいるので、思いついた名前を言ったら、はい、と返事が返ってきた。


以前コロナの頃に、ここ、海上から正面に見える、陸地のカフェで犬のそばにいた、彼女をデッサンしたのであった。化粧せず、目がくるっとしていて眉毛のはっきりした顔立ち。色もつけたその絵はカフェの一階下のスペースに、飾ってもらっている。


彼女曰く、あの時は二日酔いだったらしい。

「今度は二日酔いじゃ無い時に描いてね!」

と言って、彼女の視線は、大きめの波の方にすでに向きパドルを開始していた。


彼女を含めローカルは、夏のいで立ちで、鎌倉にしては、いつもより大きめの波を楽しいでいた。


夏のいで立でいいと思った。実際、台風の発生件数が少なくて、南の方で水温が上がり、予想より早く夏のような位置に高気圧が張り出しているらしいね。