本当にSHINeeってすごいな、と思う。
ここ最近は3人で活動しているけれど、私はSHINeeは5人なんだな、ということをずっと感じている。
それがどうしてなのか説明するのは難しいのだけど、3人になって、不在の2人の存在を、より大きく感じるというか。3人のステージが素晴らしくて、ちゃんと成立しているからこそ、それを支えているのは不在の2人なのだと感じる、というか。
寂しいのと少し違う、とても不思議な感じがしている。


本当に正直なところ、「HARD」が大好きかというと、そうでもない。これは好みの問題だから、良い悪いじゃなくて、好き嫌いなんだと思う。でも、「HARD」でカムバックすることにしたSHINeeは流石だな、と思うし、アルバムもとても好き。

個人的な感想でしかないけれど、4人でカムバックするSHINeeが、何を強みにしていくのか、以前と変化するのは当たり前だと思うし、そういう風に大胆に変化していけるSHINeeがとてもかっこいいと思う。キーくんとミノさんが能力を存分に発揮してる感じがして素敵だな、と思う。



私はなぜか、このミノさんがとても好き。


そしてこの写真が好き。
迫力と貫禄があってエレガントなSHINee。
私もそんな人になりたい。



そして、この不気味さ。
得体の知れないものほど怖いものはない、と随分前に「安住紳一郎の日曜天国」で安住さんも言っていたけれど、こんな雰囲気を醸し出せるなんて、本当に好き。





















ところで、オニュさんはどうしているだろうか。

ジョンヒョンが「メンバーで1番優しい、純粋な人」と言ってたオニュさん。
誰かが悲しいって言ってたら、「悲しいんだね」と言って僕が泣いちゃうオニュさん。
自分の理想通りに歌えない自分に悲しくなって泣いちゃうオニュさん。
自分がいいと思ったことを批判されて、真正直に「信じて欲しい」と言っちゃうオニュさん。
唯一無二の歌声で、私たちの心を震わせる素晴らしい歌手のオニュさん。


オニュさんが休息に入った頃、私の状況もリンクするようにドーンと落ち込んだ。自分の状況を受け止めるのに精一杯で、3人のステージをじっくり味わう余裕がなかったのだけど、ちょっと状況が落ち着いて、「Gravity」と「Always」と「Circle」を聴いたら、心が温かくなった。





例えば、すぐには受け止められないようなショックなことが起こった時、苦しくて逃げ出したくなるのだけど、逃げる場所はどこにもなくて、自分で何とかするしかない時。自分の感情をどうやって落ち着かせることが出来るか、多分何度も考えてきた。

そうやって私が今のところ得た答えは、「そういうものだと受け入れる」ことで、それはオニュさんの「Circle」に近いと思う。

四季の移り変わり
出会いと別れ
太陽 風 雲 雨 海

何があっても、ただ終わる時まで続いていくだけなんだ、と思うと少し穏やかになれる気がする。





それで、私が勝手にイメージしている、「Circle」に辿り着いた純粋で優しいオニュさんのような曲だと思っているのが、藤井風さんの「Garden」で、とても好き。インドネシアの人たちの温かな歌声と歓声もセットで大好きだ。


「Garden」

鳥は春を告げて
私は恋をして
素敵な温度だけ
触れさせて この肌で

雲は夏を帯びて
私は目を閉じて
綺麗な時間だけ
追いかけて 尽きるまで

花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで
人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

夜が秋を呼んで
私は旅に出て
素敵な出会いだけ
待っていて その日まで

だから冬よおいで
私を抱きしめて
その手の温もりで
生きさせて 溶けるまで
花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで
人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで

季節に身を置いて
流れに身を任せ
なるようになるだけ
受け入れて そのままで
流した涙だけ
ふりまいた愛だけ
豊かになる庭で
掴んだ手 解き放て 空の果て

花は咲いては枯れ
あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
ガーデン 果てるまで
人は出会い別れ
失くしてはまた手に入れ
それでも守り続けたくて
私のガーデン 果てるまで







私は、オニュさんも大胆に変化していいんじゃないかな、とぼんやり思っている。