死にたい今日も
仕方がないでしょう?
誰かにバレてしまう前に
ドス黒い夜に呑まれてしまう前に
縛り付けて何にも
出来ないようにして
私を殺して欲しいのです
ガーンと沈んでて、何かムカムカしてて、ここで歌ってるような気持を抱えてた夜に作ったという「Loneliness」。
死にたいくらいの孤独感や虚無感を、肉体的快楽と爆音で誤魔化したいって歌なのかな、と思う。
自分で自分を支えることはもう不可能で、意味のない論理を吹き飛ばす爆音か、肉体的感覚に集中して何もかも忘れられる性に溺れでもしないと狂いそうだから、という苦しみの歌。
誰にも何も
もう何も期待はしないけど
君を好きでは居たい
中身でも顔でも何でもない
君のその日々の一部で居たい
もし「君」を大切に思っているなら、中身でも顔でも何でもない、とは言わないと思う。
相手を思っての歌ではなくて、そうでもして感情を動かして自分をどうにかしないと狂うっていう、そういう切実さを感じるような気がする。君の一部で居られたら、自分を保つことが出来るかもしれないから。
あ、でももっと深い感情の部分でも繋がっていたいってことなのかもしれない。
呆れる程に もう誇りは蔑ろだけど
生きてる意味を知りたい
真面目でも馬鹿でも何でも無い
人ならざるものなのかも知れない
生きてる意味が分からない。自分が何者なのかも分からない。血の通った人間でもないのかも知れないという自己否定。
そんな気持ちから逃れられなくなったら、確かに誰かの体温を感じて絶頂で誤魔化すのが一番いいのかも知れない。
君という刺激で
気付かされるロンリネス
でも、結局はどんなに人と一緒に居ても、自分の孤独感を自覚するだけなんだね、と。
「自分の狂気とか混沌とした部分をここまで分かりやすく綴ってる曲ってなかった」とインタビューで言っていた大森さん。あんなに可愛らしい顔してるのに、本当に心に混沌と異物を抱えているんだね、と思って見ている。(正確には「抱えていた」かもしれないけれども)
この曲を聴いていて、私は何に興味があるかというと、とにかく「彼が自分の中の異物を感じて悶々としている夜って何なのか」「その実体って何なのか」だと思う。それはもう本当に妄想するしかないのだけど、そのくらい何かを狂おしいほど欲している描写が、とても色気を感じさせるような気がする。
そして、彼が普段とても愛情深く優しい気持ちを持っている断片を見ているからこそ、この歌の狂おしさが最高にセクシーに見えるのだと思う。そう、なぜか私は「Loneliness」を見ながら大森さんの優しさに思いを馳せるっていう変態だっていう話。
