日本代表になった日。 ラグビーリーグという競技(後編) | 選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己)

日本代表になった日。 ラグビーリーグという競技(後編)

こんにちは。
プレイフルコーチの
ヤディです。

イングランドの新聞での一コマ。
私はどこでしょう?(答えは最後で...)

【ラグビーリーグ】という競技に出会い
日本代表として
イングランドの地に立ったヤディ。

ちょんまげを結って
SAMURAISの主将として初戦の
スコットランド戦に臨みました。

実は、JAPANの監督さんは
オーストラリアの元プロのリーグの選手。
マックス・マニクスさん。

リーグの世界では有名な選手だったそうで、
関係者の間では、
「マックスが率いてくるJAPANはどんなチームだろう」
と話題になっていたそう。

そして、
マックスさんは、
映画“ブライトンの奇跡”の
脚本を書いています。

エディジャパンのスポットコーチも
していたという話も聞きました。
日本とは縁がある方だったんですね。

さて、初戦のスコットランド。
観衆は十分ほど入っています。

結果はというと・・

JAPANチームはスコットランドの
大男たちに翻弄され、
跳ね飛ばされ、
ぼろぼろにされました。

4‐90。
わずかにワントライ。
大敗でした。
けが人も続出。

前途多難の幕開けとなったのです。

その後の試合も
フランス➡0‐76
アイルランド➡10‐66
イングランド➡18‐76

最終戦アメリカ➡点数不明ですが、
負け。。。

12か国中最下位という結果でした。

試合をするごとにけが人は増え、
ギリギリのメンバーで戦ったJAPAN。
最終戦のアメリカ戦を前に
主将の私は監督のマックスに呼ばれました。

「最終戦は棄権してもいいぞ。
なぜならアメリカのタックルは
頭から飛び込んでくるタックルが多い。
これ以上けが人を出したくないからだ」

そう言われました。
でも、私は
「やらせてください」
とお願い。

マックスも
「わかった」
と了承してくれました。

ここまできて、
最後まで試合をする。
勝てなくても、日本の代表として
試合を全うする。

そんな気持ちでいっぱいでした。

今までの4試合は負けても
涙すら出てきませんでした。

でも、最終戦が終わった瞬間
止まらぬ涙が頬をつたい
号泣してしまいました。

メンバーが優しく励ましにきてくれて
「ありがとう」
と皆んなと抱き合ったことを
思い出しました。

日本代表の主将として。
何かできたわけではなかったけど、
JAPANチームのスタッフ・メンバーと過ごせた
日々は、私のその後の人生に大きく影響を
及ぼしました。

チャレンジすること。
そして少しのプライドを持つこと。
また、スポーツを通じて世界と
出会えたこと。
これに感謝した経験となりました。

バックラウンドや経歴にとらわれることはない。
自分がやりたいと思った時に行動してみる。

すると、そこには思いがけない
気づきや感覚や世界観が
生まれてくるものだと思います。

そして、スポーツはメジャースポーツだけじゃない。
ベンチャースポーツがある。

どんなスポーツも
人を成長させてくれる魅力があります。
行動と挑戦を忘れずに。
私もそう思って過ごしたいと思います。

プレイフルコーチ ヤディ

追伸:

冒頭の新聞に掲載されたJAPANのチームの写真。
後ろの列で左から2番目のちょんまげ姿で
鼻にテープを貼っているのが私です。笑

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