【マルチスポーツという考え方】メタ・スポーツマインド_012
あるスポーツコミュニティの分科会に参加した時のことです。
・海外でサッカー選手をやっている
・海外でソフトボールを教えている
・国内の企業内で空手を教えている
・現役の総合格闘技の選手
というメンバーに加えていただきました。
自己紹介から始まり、話題は今のスポーツ界に何ができるか?
そんな話題になりました。
そこで出てきたキーワードが「マルチスポーツ」
専門性を高める前の段階で、他競技に触れていくという考え方。
日本は道を究めるというのが前提にあるため、競技志向が強い。
しかし、実はあまり知られていないのですが、
トップアスリートの経験からすると、他競技からスキルを学ぶことが
自身の成長に大きく影響するという話。
例えば、レスリングをすることでタックルやコンタクトプレーを覚える。
バスケットボールをすることで、フェイントや体の使い方を覚える。
空手をやることで、間合いやカタチを覚える。
というように、複数の競技をすることで、自分自身の競技のスキルを
体で覚えていくというもの。理屈ではなく身体知にするというもの。
とても心が動く話でした。日本でもマルチスポーツスクールを作りたい。
皆の意見が一致し、そして、同時にそれに見合う指導者やセカンドキャリアの体制を
整えることも重要だという話になりました。
日本で「マルチスポーツ」をどのようにして理解してもらえるか?
そして、「マルチスポーツ」を浸透させていけるか?
これからが楽しみになりました。
あらゆるスポーツ選手のセカンドキャリアを「マルチスポーツ」指導者というカタチで
実現できたらこんなに素晴らしいことはないなと。
話だけで終わらせるにはもったいない話をいただきました。
考えて実行する。そんな未来にしたいと感じた時間でした。
皆さんに感謝です。