【イモムシラグビー】メタ・スポーツマインド_007 | 広告会社wavecomの社長blog

【イモムシラグビー】メタ・スポーツマインド_007

世界ゆるスポーツ協会がプロデュースする

「ゆるスポーツ」。

スポーツの価値をあらゆる角度から抽出し、

オリジナルの競技を開発、展開しています。

そして、開発されたゆるスポーツは、

社会的に重要な価値をもたらしていることがわかります。

どのようにしてわかるか?

さらに、どのように既存のスポーツとの違いがわかるか?


私が開発に携わった競技に

「イモムシラグビー」という競技があります。

その名の通り、イモムシのようにゆっくり這ってラグビーをします。


この競技、実はルール創りの時に

さまざまな意図を持って創りました。


そして、その意図が理解できた時に、

この競技の攻略法がわかるようになっています。


参加者のリソースを最大限に活かした

ルール創りがそこにはあります。

やっている時に気づくという仕掛けです。


先日、あるイベントで「イモムシラグビー」を

実施いたしました。

そして、参加者のリソースが最大限に発揮された様子を目の当たりにしたのです。

そんな2試合を体験しました。


なぜこのルールにしたのか?

そして、どんな展開になったのか?


1試合は、

先に気づいたチームが点数を重ね、前半はワンサイドゲームになるかと思いきや、ビハインドだったチームが後半に気づき、戦略を変えて逆転!

さらに、気づきを得て再逆転。

という好ゲーム。


そして、もう1試合は、取り、取られの中で、

お互い気づき合い、同点、サドンデスという

「イモムシラグビー」史上初の延長戦となりました。


なぜなのか?


そこには無意識の働きがありました。

そして、集中の時間が訪れる。

そして、チームが創られていく。

そして、ノンバーバルなコミュニケーションが開かれた瞬間でした。

さらに、大人が知的なガチンコ勝負を挑む。

つまり、ゆるスポーツは、大人が、本気になって心を動かされる。

なぜなら、ただの感情的なものではない。そこには、心と心が

無条件に、非言語で相互に依存している瞬間だからです。


こんなチームビルディングは見たことがなかった。無意識を活用したトランス状態。

いつのまにか周りも引き込まれていき、

そして、レフリーの私も完全に入り込みました。


「ゆるスポーツ」は、スポーツの概念を

大きく変え、

そして、たくさんの価値を感じてもらえる

最強のコンテンツなんだと


改めて気づいた瞬間でした。