森喜朗氏の発言を考えてみる
wavecom社長のヤディです。
JOCの会長、元総理大臣の森喜朗氏の女性蔑視発言について
世界的に波紋を呼んでいますね。
オリンピック・パラリンピックだけではなく、2019年に日本で開催された
ラグビーワールドカップに関しても誘致活動の中心で、
IRBやIOCとの関係づくり等で多大な功績を残した人と言われています。
本当のところどのくらい貢献しているのか我々には話でしか届かないですが、
元総理大臣ということで、世界とのパイプやつながりが深く、日本への誘致に大きく貢献
したことに間違いはないと思います。元JOCの方もそう言っていました。
しかし、この発言はその功績をも全て崩れ去ってしまうほどの出来事だと感じています。
それでも本人は辞任しない、周りも誰一人として辞任を迫る人もいない。
スーパー忖度の国「日本」では、それが当たり前の世界である。
こんなニュースがあります。
世界経済フォーラム(World Economic Forum)が2019年12月、「Global Gender Gap Report 2020」を公表し、その中で、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しました。この指数は、経済、政治、教育、健康の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。2020年の日本の総合スコアは0.652、順位は153か国中121位(前回は149か国中110位)でした。
日本は完全に後進国として認知されていると言っても過言ではありません。
その象徴が森喜朗氏の発言でもあります。
オリンピック・パラリンピックが開催されるされないに関わらず、世界の士気を下げた
ことには違いありませんし、日本という国の弱点が露呈した結果となりました。
日本ラグビー協会で初めて女性理事となった稲沢裕子さんは、
「(森さんに対して)今更直すことはできない。小さいころからの教育です」
とバッサリ。
今の時代、どんなに功績があっても不適切だと思われた瞬間アウトになります。
そんな時代なので、森喜朗氏には会長の座を退いてもらい、森氏にしかできない
ようなこと、例えば海外諸国とのすり合わせやトップとの協議等だけを担ってもらえば良
いのではないかと考えます。そこに会長の肩書はいるはずがありません。
海外に対してまだ影響力があるならばという条件が付きますが。
橋本聖子五輪担当大臣も、室伏スポーツ庁長官も、菅総理ですら辞任を促すことは
できないのが今の日本である。
日本は何よりも人とのつながり、義理、人情を重んじて、忖度をすることで
ちょうどいい落としどころを見つける。バランス感覚を大事にする国民性があります。
賛否両論ある中で、この先どうなっていくのか?注目したいですね。


