検査・発見・治療日記② | 選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己)

検査・発見・治療日記②

2018年4月3日(火)に検査の結果が出た。


腎臓癌の疑い。。。。


断定はできないが、その可能性が高いと言われた。


癌?


なるほど。。。最初聞いた時は本当にそう思った。その理由は2つある。


1つは両親共に癌を経験していた。
母親の家系は殆どが癌。。。

2つ目は、自覚症状がないことだった。

なるほど。。。。

直感的にそう思いながら、次第に微妙な
心の変化を感じてくる。

死ぬことはないだろうが、ちょっと近づいたのか?

少しでもそう感じるとマインドコントロールは難しくなる。

運命として捉えるか?

どうするか?


自宅近くにある大学病院の紹介状を書いてもらった。

妻に連絡。。。
普段通りの対応。冷静極まりない。

「手術して切っちゃえば終わりでしょ?癌家系とか言ってるから。。。」

変わらないスタンス。

翌朝もランニング。

身体は軽く全く問題ない。それどころか
スピードも上がってきてる。

それでもランニング中は色々と考える。
他の人よりも早く死ぬほうなのかな?
昨日の夜は寝苦しかったような気がするな。
実は動揺してるのか?
そうだとしたら情けない話だ。
あがいても仕方ない。なるようにしかならないんだから。

あれこれ考えながら走った。

48歳と3ヶ月で癌の告知を受けるとは思わなかった。

このことに関してはびっくりしている。

大学病院の診察は4月11日。

予約は10時半。

採血と採尿を済ませて診察室の前で待つ。
なかなか呼ばれない。時計はすでに12時を回った。
病院は待つところだとは理解していてもこんなに待たされると予約の意味がないと思う。イライラしながら待っていると12時半頃になってようやく呼ばれた。


若くて声の大きい先生だった。

「十中八九悪性腫瘍です」

なるほど。。。

良性か悪性かを調べるのには腫瘍に針を刺して調べる方法があるらしいが、
それは癌が飛び散る可能性があるので、
調べずに手術することを勧められた。

先生の話では、
腫瘍の大きさは35mmなので、部分切除できる範囲だと。ただ、部分切除するには開腹しないといけないし、痛みをかなり伴う。さらに腎盂という場所に近いところに腫瘍があるため、切り取った後に尿が漏れたりするリスクがある。
さらにさらに、手術中に癌が飛び散る可能性がゼロではないと言われた。
それよりも腹腔鏡手術で右の腎臓を全て摘出してしまった方が良いと。

どちらか選んで決めて結構です。

選ぶって。。。。


その前に脳から骨盤までのCTを撮って
転移していないかを確認します。

と言われた。

仮の手術日を6月7日(木)に設定して
手術方法を来週くらいまでに決めましょう。と言われて診察は終わった。

腎臓は片方が無くても十分生活に支障はないし、一旦完治ということになる。
肝臓にも近いので全摘の方が心配が少ない。ということだった。


どっちの手術方法がいいか。

結論は1週間後。

妻と相談しながら決めることにした。

ここから先生とのバトルを繰り広げ、
意外な方向で落ち着くことになる。

(つづく)