建築確認取り消しマンション
昨年12月の話。
最高裁がマンションの建築確認を取り消した。
新宿区、JR目白駅から徒歩10分強。タヌキが生息している緑豊かな高台の一角にある
「エクセレント目白御留山」が問題のマンション。建築主は新日本建設。
都建築安全条例は「延べ床面積が2千㎡超の建築物は幅8mの通路の設置が必要」
とあるが、このマンションは4m。中庭があることや建物の耐火性を考慮し、
安全性に問題ないと判断し、区は例外規定を適用した。
一審では住民側の訴えを退けたが、二審は住民側の勝利。
最高裁が昨年12月に「区の判断に合理的根拠はない」として建築確認の取り消しを決定した。
7割方完成している違法マンションは未だシートがかぶされており動きはない。
建築確認を出した区と「手続きをしっかり踏んでおり非はない」とする建設業者。
ここでの話し合いが進んでいないためだ。ここまでかかった建設費は約26億。
訴えをおこしていた住民側は緑の保護を訴え、
「せめてここを公園にして緑を取り戻したい」
と早期決着を願っている。
しかし、区も負い目があるので建設業者に強くでれないところがあり、
時間がかかりそうだ。
しかし、建築確認というものは取り消されることがあるというのには驚いた。
建築確認を許可制にすべきだという声もある。
建築確認が下付されれば強引に事業を進めるという話はよく聞くが
今後はそういうこともできなくなる。
きちんと条例にのっとった建築確認の申請が必要になるであろう。
それにしてもこれを取り壊すことになれば
新日本建設は大きな痛手。
結論に注目したい。
最高裁がマンションの建築確認を取り消した。
新宿区、JR目白駅から徒歩10分強。タヌキが生息している緑豊かな高台の一角にある
「エクセレント目白御留山」が問題のマンション。建築主は新日本建設。
都建築安全条例は「延べ床面積が2千㎡超の建築物は幅8mの通路の設置が必要」
とあるが、このマンションは4m。中庭があることや建物の耐火性を考慮し、
安全性に問題ないと判断し、区は例外規定を適用した。
一審では住民側の訴えを退けたが、二審は住民側の勝利。
最高裁が昨年12月に「区の判断に合理的根拠はない」として建築確認の取り消しを決定した。
7割方完成している違法マンションは未だシートがかぶされており動きはない。
建築確認を出した区と「手続きをしっかり踏んでおり非はない」とする建設業者。
ここでの話し合いが進んでいないためだ。ここまでかかった建設費は約26億。
訴えをおこしていた住民側は緑の保護を訴え、
「せめてここを公園にして緑を取り戻したい」
と早期決着を願っている。
しかし、区も負い目があるので建設業者に強くでれないところがあり、
時間がかかりそうだ。
しかし、建築確認というものは取り消されることがあるというのには驚いた。
建築確認を許可制にすべきだという声もある。
建築確認が下付されれば強引に事業を進めるという話はよく聞くが
今後はそういうこともできなくなる。
きちんと条例にのっとった建築確認の申請が必要になるであろう。
それにしてもこれを取り壊すことになれば
新日本建設は大きな痛手。
結論に注目したい。