空中権取引 | 選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己)

空中権取引

建物を建てる際に、その地域ごとに決められている容積率というものがあります。




建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合をいいます。





良好な市街地形成を図るうえで、公共施設の整備状況に応じて、また、メリハリのきいた容積規制により土地の有効・高度利用を図っています。





この空中権取引とは、







容積率の上限まで使っていない部分を他の建物に転用する取引のことをいいます。







都市計画法と建築基準法の改正により2001年に導入されたそうで





利用できる地域は現在は大手町・丸の内・有楽町地区のみとされています。






実際、丸の内でその空中権取引を使ってビルが建設されています。








不動産の大手三菱地所が建てているビルがそれに該当するのですが、







近くで建て替え中のパレスホテルは115m、23階建ての予定。






実際は1万6千㎡の空中権があります。





それをまた近くの丸の内1丁目に建設中のビルに移して






150m、27階建ての新ビルを建設するそうです。






1万6千㎡は約4階分だそうです。






元々23階に空中権の4階分を足して27階にするということ。






単純にいうとこのエリアは27階までは建てられるエリアということになりますね。







しかし、パレスホテルは23階までしか作らないので






4階分が余っていてそれを転用したということになります。






こんな空中権なるものがあるなんて私は知りませんでした。






なかなか面白い取引だなって思いました。






不動産広告に携わっていても





こういうことに係ることはないですからね。





特にマンションが建つような場所で空中権は存在しない。





そういうことですね。






不動産広告に特化した広告代理店・・・・。





今日も1日がんばりましょう!!