共通認識の確認 | 選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己)

共通認識の確認

人と話をするときに






誤解を招かないように






気をつけなければならない。








相手が伝えたいことが自分に理解できているか?







これを確認する作業が必要である。






例えば、電話でクライアントが







「Bタイプの図面の上の柱なんだけど・・・・」






と言ったとします。







その場で図面を見ながらならなんら問題ない会話になりますが





電話では見えない。






ポイントは「上の柱」という言葉






上というのがものすごく曖昧で図面をどういう方向で見ているかということから始まり






図面の上の柱という言葉の解釈は様々だ。






確実に相手と共通の認識を得るために曖昧の部分をクリアにする必要がある。







「上の柱とは、バルコニーを下に見たときに玄関の右側にある正方形の柱のことですか?」







自分の言葉で言い換えて確認をする。







それを聞いて相手が






バルコニーを下に見てくれて玄関の右側の正方形の柱を見てくれれば





なんら問題ない。





そこで共通認識ができる。






ところが、確認してもあくまで






「いや、上の柱だよ、上」








と言われる場合がある。







こんなときも慌てずに






「上とは何を基準に上ですか?」






と今度は上という漢字一文字について確認していく。







そういう作業を怠らずに確認していけば







まず誤解からくるミスはなくなる。







この確認作業を怠るとミスが起きたときに言った言わないの水掛が始まってしまうのだ。。。








言葉は難しい。だからこそきちんと確認することが必要なのである。







これは一見基本的なことに見えるし、みんなやっているように見えて







実はこういうトラブルは少なくない。







これもコミュニケーション能力のひとつであります。。







書いてても説明しづらいなあって思ってしまいました。