長期優良住宅の時代・・・マンション | 選手が心を傾けるスポーツコーチ ヤディ(八所和己)

長期優良住宅の時代・・・マンション

何年か前からささやかれていたことですが、いはゆる







「200年住宅」。







子や孫へも引き継がれる家。








マンション施工№1の長谷工コーポレーションは特に力を入れて取り組んでいる。








ただ、建てるだけではなく、品質を維持していくということ。








この長期優良住宅とは、70年から80年は長持ちする住宅に質の向上を図るのが狙いで、
認定制度はまだスタートして半年になる。






認定された住宅を購入した消費者は50年の長期返済ローンが組めたり減税の対象にもなる。






マンションで課題の強度の問題もクリアされそうな話である。






ところが・・・






戸建住宅は約2万4千戸が認定されているが、







マンションはたったの5棟。







この理由はいくつかある。まず、戸建の場合は今までの建て方となんら変えることなく







基準に達するのに対し、マンションは建て方の標準を見直さなければならないし、







当然その分コストアップになる。このコストアップが消費者が納得するアップ率になるかどうかが






問題だ。






また、マンションを検討するのに、一番の決め手はやっぱり立地。駅に近いこと。






日当たりがいいこと。やっぱりこの条件は欠かせない。






建物に関しては2の次要素が多い。それもマンションの課題だ。







確かに長期優良住宅は考え方も素晴らしい。








しかし、マンションを購入するユーザーにはまだピンとこないところが大きい。







子や孫って言われても・・・っていう世代もたくさんいるに違いない。







一般に浸透するにはまだまだ遠い気がする。