07年1月からうつ病を発症して、投薬が始まった。
「まずは普通の生活のリズムに治す」
これが大事。
うつ病の種類にもよるが、寝れなくなる場合が多いようだ。
フィジカル面を正常な状態に持って行き、体調を整える。
うつ病で辛いのは、ウィルスの様に「目に見えない」事だと思う。
だから、自分がどの程度良くなったか?どの程度酷い状態なのか?が分かりにくい。
「長いトンネルに入ってしまったな…」と言うのが正直な感想だった。
僕の場合、家族に説明しても
「うつ病なんて心が弱い奴が掛かるんだ!!気の持ちようなんだ!!」
なんて乱暴な言い方をされる始末。結局、家族の理解は得られないまま、闘病生活に入る。
僕は酷いほうじゃないかも知れないが、今までの投薬履歴を振り返って見る。
07年1月~10月…アモキサン(朝2、夕2)、パントシン(朝2、夕2)、メイラックス、デパス、マイスリー、サイレース
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07年11月~12月…アモキサン、メイラックス、パントシン
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08年1月~4月…アモキサン、パントシン、メイラックス、リボトリール、レスリン
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08年5月~11月…アモキサン、パントシン
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08年12月~現在…アモキサン、パントシン、ハルシオン、メイラックス
今までこんなに薬を飲んだことが無かったので、正直しんどかった。
薬漬けのイメージ。
自分はこんなはずじゃない!!
と自己否定ばかりしていた。
でも、先生に言われた一言で少し考えが変わったかも知れない。
「弱っている時は薬に頼ろう」
事実、寝れなくなっていたし、動悸や震え、思考能力の低下や記憶力低下があった。
自己否定しても治らない。
まずは、
「今の自分(状況)を認める事」
で冷静になる事が出来る。
全てはそこからだと実感したのを覚えている。