前回掲載の柴又帝釈天の後に浅草をブラブラしてみました。
いつものようにナマケモノの休日は午前中は寝ているからスタートは午後だ、遅い！
浅草に着いた頃は黄昏も近く、ちょうど雨が降り出す。大した降りではなく傘はささなくて済みそうだとタカをくくる。
相変わらず雷門前の人出はスゴイ。が、この日は午後から雨の予報だったせいか、こころなし普段の土日の人出より少ないような……。
んんっ！ さすが成人の日、振袖姿の二十歳女子もチラホラ。雨が本降りになったらドースンのよ？
バカな衣裳屋のせいで一生に一度の晴れの日を台無しにされた女子がいる事に比べれば、雨、雪は優しいものだが…。
仲見世の混雑振りを想像したらウンザリした。
いつもは仲見世の両サイドにある脇道を進むが、正月だ、心して王道を進んでみる。ショーに合わない。
なんだ！ 雨模様と4時という時間のせいか、意外と空いているではないか！ ズンズン歩ける。
仲見世空中にはカルタ、羽子板、絵馬、
そして駒が飛んでいる。
飛んではいないか？ ユラユラ動いていたら面白いが、固定されたデコレーションだ。
宝蔵門前まで難なく、あっけなくたどり着いた。
出た！成人晴着ではない着物女子。チンドン屋かと思った！
どうした！ 本堂前もいつもの土日より拍子抜けするくらい空いているではないか！ この近辺で殺人事件は無かったはずだ。
堂内の混雑はいつもと変わらぬ程度かな？
何回も来ているのに本堂の扁額をユックリ見た事がなかった。
今日もサムイ、本堂前の線香はケムイ、ここは「施無畏」！ 誰の書？
本堂を左脇から降りる。五重塔はこの位の距離から見た感じが好きだ。
本堂に向かって左手に建つ御朱印受付の影向堂（ようごうどう）へ。
オイオイ、御朱印の列がないっ！？
過去1年に何回も訪れている中で、長蛇の列を見ない日は無かったというのに、アラッまぁ！
皆んな成人式イベントの方へ行っちゃった？ だとしても二十歳だけだ。集印者は今日はお休みか？
それでも堂内には御朱印を求める人が絶え間なく訪れて来てはいるが、墨書き担当者も数人いるので、大きな待ち時間を作らないで捌ききっている感じだ。
おっと、堂内は撮影禁止やねんっ！
浅草寺は御朱印をもう幾ついただいているか記憶にない。でも、珍しく待ち時間なしなのでいただいてくる。
坂東三十三観音 第13番の御朱印。これで4枚目くらいかな？
浅草名処七福神 大黒天の御朱印。これも2枚目だったかな。
このほか影向堂の御朱印「九尊佛」をいただいているが、通常受付の見本は上の2つの御朱印以外には無い。お願いすれば記帳いただけるはずだ。ここにも掲載したいが画像が見つからない。ほかのブログで紹介されてるはずだからいいか？
まてまて、見つかったコイツだ！ 2013年、もう5年前か？！
ということで、影向堂では3つの御朱印がいただけますよ！
さて、ブラブラ帰ります。この角度からの本堂も悪くないわね。
大タコねっ！ 時たま人からそう呼ばれる！
奥山です。江戸時代、庶民の娯楽施設があったようです。
現代の奥山「木馬館」に「木馬亭」。
さらに進んで「まるごとにっぽん」。
日本各地のグルメや物産を扱う商業施設。ポケットに余裕のある金銀が入って無いとまるごとようなし！
左に曲がると通称「ホッピー通り」。昼間っから飲めるノンベェの愛すべき通り。
どの店も狭い店内と、その軒先にイスとテーブルを用意しただけのような安っぽい呑み屋が軒を連ねている。
しかし、どの店も外観から想像するほど安くはないわよ。有楽町や日比谷の同様の店と同じく普通の居酒屋の値段と何ら変わりはない。その昔はオジさん専用だったようだが、昨今の客は若者がほとんど。
横路に入った路地裏まで店舗がひしめく。
羨まし気にホッピー通りの写真を4枚も並べてしまった。車で来ているから、目を瞑って通り過ぎる。電車で来るべきだ！
温泉街の浴衣姿かと見まがうわねぇ。
それにしても最近、着物姿の女子をよく見かけるけど、どうやらレンタル衣装のよう。
京都とかもレンタルがあったな？ なりきりコスチューム感覚だな！ それにしてもユカタかと思うほど安っぽい着物だなぁ！
あっ、レンタルしてる人を安っぽいと言っているわけではないので・・。
さらに右に折れるとロック（六区）になる。「浅草演芸ホール」「浅草ROKS」などがあるな。
伝法通りへの入り口。
ここの先は浅草駅に続く新仲見世の出口。
浅草にもJAZZ LIVEの店が数店舗ある。ここ「HUB」は国際通りから一歩入った場所にある入りやすい楽しいJAZZ & PUB。そりゃ安くないわよ！
という事で、浅草の成人の日は小雨模様で燃えず、萌えずのクスブリ模様。
前回の柴又に続き焦点の定まらない、中途半端な浅草街角のサワリ案内になってしまった！
人間が中途半端だとこうなる！
これじゃ御朱印ブログではない？ なっ！
カマワン、かまわん！
夕方5時、雨も本降りになりそうだから帰ります。車は河童橋道具街の先に駐めてある。遠い！
ついでに最後にこれまで浅草寺でいただいた御朱印を羅列しておきますよ。
2012年／坂東三十三観音 第13番
2014年／同じく坂東13番（午歳結縁）
2012年／江戸三十三観音 第1番
2013年／浅草名処七福神 大黒天