柴又帝釈天名物の草団子はどの店で買う? | 御朱印 めいきゅう

御朱印 めいきゅう

Goshuin Labyrinth / ameba edition

1月8日、小雨模様の天気の中を柴又帝釈天の様子を見に行った。

様子なんか見て、どうする?

ようするにヒマジンなのだ。そして同じようにヒマな方々にこのブログを眺めていただく。

こうして何のためか、役にも立たん事を今年も続けるんだろうなぁ。

 

柴又駅はJR金町駅と京成高砂駅を結ぶ京成金町線にあるが、この路線は金町駅、柴又駅、高砂駅の3つの駅しかない。

きっと帝釈天のためにできた路線なんだろうねぇ?f:id:wave0131:20180110201744j:plain

f:id:wave0131:20180110201745j:plain

駅前のトラさん像はいつ来ても人気なんだが、子供達にはまったく意味不明だよね。カワイイわけではないし・・。

それにしても365日ここに立つ、男はツライよね。f:id:wave0131:20180110201746j:plain

f:id:wave0131:20180110201747j:plain

人の流れに導かれて参道方面へ進む。

 

ゑびす屋は参道周辺に数件ある川魚料理の店のひとつ。江戸川が近い地理にあって、その昔は川で獲れた魚、うなぎを提供していたんだろう。現在は江戸川で人に供するほど魚が獲れるとは考えにくいから、東南アジア、中国かもしれない産地はまったく不明だ。

ゑびす屋は天明年間創業という事だから200年以上の歴史があるわけだ。「長い歴史=美味しい」とは限らないだろうが、メニューは安くないから入店した事がない。話にならないわ! 今度一番安いメニューでも喰ってみよう!f:id:wave0131:20180110201748j:plain

柴又街道を横断する信号を渡るといよいよ帝釈天参道になる。f:id:wave0131:20180110201749j:plain

参道点描は後に掲載する事にして帝釈天二天門。f:id:wave0131:20180110201740j:plain

ここにも晴着の女子が・・。harenohi 利用じゃなくて良かったわねぇ。f:id:wave0131:20180110201731j:plain

二天門の左手にある西門と鐘楼。f:id:wave0131:20180110201733j:plain

反対側は南大門。こちらは「大」が付いている?f:id:wave0131:20180110201730j:plain

樹齢500年と言われている「瑞龍の松」の背後に帝釈堂。f:id:wave0131:20180110201735j:plain

参拝の列ができているが並ばない。いつもここはスルーして、靴を脱いで堂内に上がってお参りする。f:id:wave0131:20180110201736j:plain

堂内で柴又七福神の毘沙門天の書置き御朱印をいただく。f:id:wave0131:20180110202608j:plain

毘沙門天/経栄山 題経寺・日蓮宗・東京都葛飾区柴又

 

柴又帝釈天では節分まで御朱印帳への直書きはしない。ここ数年はそんな調子だ。書置きは「帝釈天王」と「毘沙門天」の2種類が袋に入れて用意されている。その受付の若い男性は、御朱印について質問しているオバさんに対してツッケンドンな返答。2種類、300円、直書きはしない旨の貼紙を指さして「そこに書いてあります!」

元旦から質問攻め、説明攻めにあってイヤンなっているのだろう。気持ちはわかる!「メンドウクサイ」のだ。同情!

柴又帝釈天は日蓮宗だ。このブログでこれまで日蓮宗は総じて親切だと書いてきた。個人的感想として間違いない。しかし、時と場合によってはそんな評価を裏切られることもある。

 

この時の私は「大黒天を・・」と300円手渡す、「ようこそお参り下さいました!」と御朱印の入った袋を手渡される。

何の問題もない。さっきのオバさんへの対応は聞かなかった事にしよう。

 

帝釈堂の左手に「浄行菩薩」

f:id:wave0131:20180110201737j:plain

善男善女が並んで菩薩に神水をカケたり、ナデたり、サスったり、コスったり。f:id:wave0131:20180110201729j:plain

善男善女の汲めども尽きない欲望?に対して御利益を授けようとする菩薩も楽ではない?f:id:wave0131:20180110201728j:plain

わしはこういう行為はしないから、少し離れたところから手を合わせ、日々の平穏を感謝する。

 

お守り、絵馬のようなものも滅多に買わない。ご利益的なものには興味がないサミシー奴なのだ。人が買うのに批判はしない。ジャンジャン買ってご利益を得てください。寺社の収入にもなるしね。f:id:wave0131:20180110201738j:plain

帝釈堂の右手にあるこれが本堂だが、何かの造作がジャマしてる。f:id:wave0131:20180110201739j:plain

さて、やって来た参道を引き返します。f:id:wave0131:20180110201734j:plain

川千家もやはり歴史のある川魚料理やさん。創業250年、ゑびす屋より古いようだ。

一番安いうな重が3,000円弱。アーッ高っ!!  サンマは目黒、ウナギは成田!で喰う事と決めている。f:id:wave0131:20180110201741j:plain

トイ面の亀家本舗。この後掲載する高木屋、とらや共に草だんごを商い、寅さん映画のモデルになっているようです。この店は昭和初期の創業とか。f:id:wave0131:20180110201751j:plain

吉野家の草だんごを買おうとしたが、残念アンコは売り切れ!黒蜜しかないとかでパス!

吉野家の草だんごは他の店と違ってヨモギの使用量が多いのか団子の色が濃い。そして他店より少しだけ値段も高いが、ちょっとだけ苦味を感じる味覚はサイコー! 好みに合っているが、いつも行列を作っている。午後も遅い時間だから売り切れも仕方ないな。

f:id:wave0131:20180110201750j:plain

やむなく?とらやの草だんごを買う。参道の団子屋さんはどの店もハズレなし。好みの問題だ。f:id:wave0131:20180110201742j:plain

f:id:wave0131:20180111113735j:plain

だんごを並べた上にラップで包んだアンコがタップリ載っている。団子はクセのない淡白な味。アンコは甘さを抑えてフルーティーさを感じさせる。甘いもの、特に和菓子はあまり食べないほうだが、コイツは美味しいのだ。パクパクいける。

 

キャッー、値上がっていた! 一番小さいサイズ500円の記憶が600円となっていた。2割の値上げだ。最後に買ったのが2、3年前だから、これもやむをえない事か?

ダンゴ1粒 37.5円。パクパク喰ってはいけない! わし的には1粒1粒じっくり噛みしめなければならないおネダンだな!

 

高木屋、とらや、亀家、モデルとしてどれが寅さんの実家で、おいちゃんおばちゃんの家なのか訳わからん。どっちでもイイわ。どのみち寅さん効果もだんだん薄れ、一世代経過すれば何の事かわからなくなる。寅さんファンに叱られるかな?

f:id:wave0131:20180110201743j:plain

この参道の街並みが国の重要文化的景観に選定されれば、寅さん効果が薄れても十分客寄せ効果にはなりそうだ。

 

過去にいただいた題経寺の御朱印を掲載。

f:id:wave0131:20180110202605j:plain

2012年のダイナミック本尊印、イイネ!

 

f:id:wave0131:20180110202606j:plain

同じく2014年1月の本尊印。

 

f:id:wave0131:20180110202607j:plain

こちらは御首題をいただいた2014年4月の印。

 

ボンビーは正月も東京から出られないで東京の街をウロウロしている。

で、中途半端な街案内的ブログになる。

でも柴又を未体験の方には雰囲気だけでも伝わったかもね?