時折、ご質問があるのですが
「本音を言えない私はダメですか?」とか
「本音が言えないから病気になったんですか?」
というもの。
え????。
本音だけを言ってたら
世の中、おかしくなっちゃうよ。
あと、瞬時、瞬時に本音って変わるから
「本音を言う」ことに焦点をおく方が
自分軸からズレていくと思うんんだよね。
本音ってそんなに大事?
まず、思うんだけど
本音ってそんなに重要かなぁ?。
本音ってコロコロ変わると思うのよ。
例えばね
自分に対して、いつも細かくて厳しい課長に対して
「課長なんて大嫌い!!!!!」
って思ってたとするよね。
でも、実はその課長が
陰で自分のことを評価しているとわかったら
「課長大好き、ありがとう!!!!」
って一瞬で変わると思うんだ。
だから自分の本音を追いかけること≠自分軸
ではないと思うんです。
だいたい本音しか言わない世の中って
成熟してないと思う。
相手を思いやる嘘って大切だと思う。
嘘は常備薬、真実は劇薬
嘘は常備薬、真実は劇薬
この言葉は河合隼雄さんの著書の中の一説です。
河合隼雄さん(2007年没)は
心理学者、京都大学名誉教授、元文化庁長官、文部科学省顧問。
日本で初めてユング派分析家となった方です。
え???
スピリチュアルと関係ないって???。
そんなことはりません。
驚くことなかれ
「無意識の構造」という本の中では
・老賢者(ハイヤーセルフ)
・始源児(インナーチャイルド)
・マンダラ
・シンクロ
などの解説もされてます。
それも
よくあるスピリチュアル叩きではなく
心理学的な視点からの解説です。
そんな河合隼雄さんの
「嘘は常備薬、真実は劇薬」という解説は
成熟した人生を送るためのバランスについて説明をされてます。
↓この本です!。
本音(真実)を言うバランス感覚を育てる
他人に対して
お世辞(建前)ばかり言うと
「あぁ、あの人はいつもお世辞ばかりいうな」と思われがちです。
薄っぺらな人間になってしまいます。
ただ
建前はあたりさわりのない世界を作るので
本人にとっては精神的にラクな世界です。
そのラクな世界にドップリとひたることなく
ここぞという時には本音を言う
そのバランス感覚を育てていくことが大事だということが書かれてます。
他者との関係性と自分への信頼感の両方を育てる
ここぞという時に本音を言うのは
実は自分を信じることから始まると思っています。
ぐっと我慢しなければいけないかもしれないし
静かに様子を見る時間も必要かもしれません。
他者との関係性を育てるとは?
本音ばかり言いたくて
「どうして私のことをわかってくれないの!」
というばかりでは
他人に対しての適度な思いやりや
周囲の状況まで配慮できていない
小さな子どもと同じです。
2才くらいだと許されるかもしれませんが
社会人になってからも
その調子だと
自分にとって得になることがないばかりか
大人としての関係性を作れる仲間たちとの出会いは遠のきます。
本音を言うのタイミングが大事!。
自分を大切にすることと
本音を言いまくるのは違うことだと思います!。
だから本音を言うことは自分軸ではないのです!。
本音と建前のバランスを取ることで
成熟した人間となり
時には大きなチャンスを掴むのだと思います。
でも時には
自分の本音の渦に巻き込まれて苦しい時もあるかもしれない!。
そんな時はぜひぜひ
スピリチュアルリーディングの活用がオススメです!。
現実世界と見えない世界と
融合した視点から
具体的なアドバイスやメッセージをお伝えしてます!。