福島県麻耶郡猪苗代町出張生活4日目…。
忙しく…とにかく忙しく、ブログを書く事も出来ず、読みに行く事もできず…あっちやって、こっちやって…その合間に試験勉強をやって、国家試験を受けて…色々な意味で(?)どっと疲れが出たまま…試験から二日後の11/13(火)から出張生活に入ってしまっている…。(業務完了予定日11/21(水))
出張生活だと受注したその業務にだけ専念できる為、体力的にきつくても気が楽なものだが、今回は…遅れがちだった他の仕事もゴッソリ出張先に持ってきて…ヒーヒー言っていたw…。(夜間は業務先の現場に立ち会い、日中はホテルにこもり…パソコンとにらめっこ状態…。)
ホテルから見える猪苗代湖の風景だけが癒しのアイテムだった…。
そして本日、ようやくパソコンとにらめっこ状態だった仕事が終わり…楽になった!残り少ない猪苗代での生活…危険警告があった右足の状態も小康状態なので、三週間ぶりに走ってみようっと!
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先週末の11月11日(日)は…ポッキーの日…w
もとい、国家試験の合格を目指すべく一年間…定期講習に通いながら勉強していた成果が試される日だった…。
本来なら、はらこ飯を食べに亘理に行くとか?…仙台リレーマラソンに仲間と出場するとか?栗原に行くとか?…だったのになと思いつつも、その想いは封印し…試験会場に向かった…(未練たらたら)。。。
それにしても…
なんで…毎度…私って劇場型なんだろ…(謎
試験会場は仙台のゼビオアリーナ…。
プロバスケットボールが行なわれたり、ライブ会場としても有名だが、当然私は…初めて向かった場所…。
遅刻しないようにと思い、早めに到着…。
試験会場に入るとまだ着席してる人は少なく安堵…。そして最後の抵抗でもある詰め込み作業開始w…。1点で命運を分ける受験の世界…。復習を行ない試験開始となった…。
試験会場から見上げた天井…
ボクシングの四角い荒野にでもいるような気分で、試験終了後に再び見上げた時は…K.Oされて見上げた天井に見えるか?ガッツポーズで右手を突き上げた時に見える天井に見えるか?…そんな要らぬ事を考えながら名前を書いた…。
【写真:ホテルからの望む猪苗代湖】
今回の試験の流れは…
午前中は「学科試験(150分」、午後が「実地試験(120分」となる…。
【学科試験(150分)】
問題は様々な業種五つのカテゴリーに分けられ、全50問が出題される…。そのうち各カテゴリー毎に出される問題から自分で問題を選び、その問題に記載されている4つの文章のうち、間違っているもの、若しくは正しいものをひとつ選びマークシートに記入していくというもの…。自分で選ぶ問題は40問となり…60点以上が合格となる…。つまり24問正解で学科試験合格となる…。
例)…(今回の問題より)
1)No.01~No.14までの14問のうち9問選択し解答
2)No.15~No.17までの3問は全問選解答
3)No.18~No.32までの15問のうち12問選択し解答
4)No.33~No.42までの10問は全問選解答
5)No.43~No.50までの8問のうち6問選択し解答
最初に問題全体をさらっと目を通した時の印象は…
やべぇ!わがんねぞ…これ!w…。(講習で予想された問題の傾向全然はずれてるし。。。)
試験時間二時間は十分な時間であり、解らない問題があっても自信のある問題を探し出し、自分なりの正解の度合いが高そうな問題を選べる…。そう思いながらも頭を抱えながら時間を目いっぱい使った。
一時間が経過すると解答を終えたものは退席できる…。しかし不正が行われる可能性もある為、途中退席した者は問題を持ち出せない事になっている。その為、自分が解答した問題とマークしたものを覚えておかなくてはならない為、翌日発表される正解のチェックができない事になる…。その為もあり時間を目いっぱい使い、問題を持ち帰るべく解答をメモしていった…。
そして終了の時間となり…ペンを置き、手を机に乗せないように…アナウンスされる…。係りの者が用紙を集めていくと…係りの者が私の用紙を受け取り…
止まる…
…………
………
……
…
受験番号書いてないです…。
慌ててペンを持ち、受験番号を記入するw(未記入の場合アウトだったw)…。
(嗚呼、ひげお…お前って。。。)
実は受験番号の欄の下に受験番号をマークするように書かれていた為、数字は全てマークシートに塗りつぶして記入してたので…それで良いと勘違いし、すっかり数字の記入をする事が頭になかった…w
幸先が良いのか悪いのか判らぬまま学科試験終了…
手ごたえ無しw
【写真:猪苗代駅構内】
コンビニで朝購入したパンとオレンジジュースで昼食をとり、脱力感だけが漂っていたまま食べた…。そして午後からの実地試験に備えた…。
【実地試験(120分)】
・13:45 着席
・14:00~14:10 問題配布・試験説明
・14:15~16:15 試験時間
実地試験は実践レベルの問題で、経験がものを言う事になり…学科試験を合格したら、きっと実地は大丈夫だと言う声が多い…。
各テーマが掲げられ、それに対してどう対処したら良いかを三つ適切に説明する問題が数問…。
専門用語が10語挙げられ、そのうち5つを選択し…用語の説明と注意事項、対処方法等を説明する問題…。
様々なカテゴリーの文章が書かれている中で、複数の語句にアンダーラインがあり、その語句が正しい場合は○と記入し、間違ってるものは×を記入し正しい語気を記入する問題…。
等々…マークシートとは違い、全て記入式…。ペンを持つ機会がめっきり減ったこのご時世…とにかくこれが普段慣れてなく大変…。しかも予想以上に聞き慣れない語句が多く、講習で習ってないものも多く出題された…。
【写真:ホテルからの望む猪苗代湖】
2時間フルにペンを持って書く事により…時間配分が読めず四苦八苦…。書いては消しての繰り返しにより、みるみる時間が無くなっていく…。実地試験の場合、文章の説明が多く…明確な採点・点数の配分がない為、翌日発表される合否判定がないので書き終えた場合途中退席しても問題がない…。当初は解答が終わり次第途中退席して帰ろうと思っていたが、そんな状況ではなくなっていた…。
問題を半分程度終えた時に時計を見ると…
15:15分…
やっべぇ!!!
あと30分しかねーべど!!
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にゃ?
何を言ってるんだ?ひげおくん…。(どこかで以前見たぞ!この写真と展開w)
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とにかく「全問記入するように」講習で言われていた…。
問題に対し、何も書かなければ0点…何か知りえる事を少しでも書く事により点数は少なからず拾える…。その言葉を忠実に実行しようと思うものの時間がな無さ過ぎ!
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おーい!
ま…まただ…ひげおくん…(謎
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ひえ~!もう時間がない!明確に解ってる問題に手をつけて書こう!
もう15:30だ!
時間ねーぞ!ちくしょ!失敗だ!ギブアップ!もうすぐ終了10分前のアナウンスが流れるーっ!
………
……
…
…あれ?…
…流れない…w
受験票に記載されている試験時間を確認する…。
嗚呼、時間勘違いw…
着席時間の時間が13:45だった為…ずっとその時間が頭にあり、試験開始時間が14:15だった事をすっかり忘れてしまっていたw
嗚呼、繰り返される…
今年の「ツール・ド・東北2018」の関門通過時間勘違いの落とし穴!w
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やれやれだにゃ…ひげおくん…。
けど…気づいて良かったよ…。
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これにより一気に余裕が生まれる(笑)…。慌てて書いた解答を見ると…どさくさまぎれで書いてるのが良く解る…。あまりにも抽象的な回答に笑うしかなかった…。「慎重に扱う」、「十分注意する」…等々、超短文な解答…なんだこれ状態w
消しゴムカスの出る事でる事。。。改めて書き直し、ようやく文章らしくなったと自画自賛していきながらひと通り書き終え時間となる…。
学科試験の時のような受験番号を書き忘れる事なくペンを置き…用紙の回収作業をしている係員を待っていると…
あ”…
専攻学科のマークしたところが違った学科になってる事に気づく…w…。
ペンを置き、机に手を置かないように…と言われてたものの瞬殺で消しゴムで消し、正しい学科にマークし直す…。(嗚呼、ひげお…お前って…。)
とにもかくにも戦いは終わった…。
午後の部の「実地試験」は、午前の「学科試験」が合格した者のみが採点されるシステムとなっている。その為、最悪…「実地試験」の解答は陽の目を見ないまま終わる可能性がある。。。試験は1対1のバトルと言われる…。果たして自分は勝ったのか?負けたのか?改めて終わった時の天井を見上げた気持ちは…
K.Oされたボクサーのような気分だった。。。
足取り重く帰路に就く…。
結果は見えていた…「きっと駄目だこりゃ」…。講習の当てが外れただけにしたくないし、多忙だったのも理由にしたくない…素直に完敗を認めるしかなかった…。テキストを読み返したり、調べれば自己採点できるだろうとは思ったが…ただ、ただ疲れがドッと出たのか二問だけ解答を調べ…いつの間にか寝てしまっていた…。(バロンも気になってたのか邪魔するしw)
翌朝…
気が重いまま会社に向かってると…「学科試験」の解答をメモした問題集を忘れた事に気づくw…。それでも自分が選択した問題と解答は…ほぼ覚えていたので、ネットで公表された解答をチェックしながら正解数を数えていくと…正解数
19問…。
採点した解答用紙の紙をくしゃくしゃにしゴミ箱に放り投げ、会社で大声で…
はい、駄目ーーーっ!
会社の人の反応はと言うと、慰めの言葉も見つからなかったのか…それでも一様に…なんとな~く(?)同情だけはしてくれたw…。当然の如く、点数が足りなかった現実を受け止め、気持ちをリセットしようと一心不乱に仕事に没頭しつつも…うわの空…。仕事やる気スイッチも働かず、ダラダラと仕事していて、気がつくと日付が変わる頃だった…。
【写真:猪苗代駅】
事務所の電気を消し…事務所を出ようとした時、くしゃくしゃにした用紙が寂しげにゴミ箱からこっちを見てるような気がした…。心機一転、次回再チャレンジする意味でも、この悔しさを忘れない為にも…その用紙を家に持ち帰ろうと胸元のポケットに入れ家路へ…。運転しながら色々な事を思い出す…
震災の時も、逆境から立ち上がったな…。
不可能だった事を可能にしてきたな…。
無謀だと誰もが言っていた復興イベントや企画をを可能にしてきたな…。
初マラソンであえなく撃沈(DNF)となった時も、その悔しさをバネにリベンジを果たしたな…。
ツールド東北の挑戦の時も…(一部除くw)…。
私の人生は逆境に立たされてからが真骨頂なのかとw…。今回の受験に対しても、あえてブログに書いて自分を奮い立たせていた自分がいた…。
「あきらめない気持ち」を持ってまたリベンジを果たせばいっか!
…そう思ったら急に力が抜けたと言うか、踏ん切りがついた気持ちになり…過去の自分に背中を押されたような不思議な感覚になった…。
家に着くと速攻でビールを飲み、いつのまにかソファーで寝てしまっていた…。夜中の2時過ぎ、目を覚まし…ベッドに入り眠りにつく…
…の、前に…
最後に改めて解答用紙を開き、メモした問題用紙と照らし合わせる事にした…。会社では自分の記憶で選択した問題・解答と解答用紙を照らし合わせしての正解数19問だったが…合格ラインには届いてないにしても、もう少し点数が上がってるんじゃないかと言う一縷の望みを持ちながら…
チェック…
チェック…
チェック…
チェック…
…予想通り(?)若干勘違いして自己採点してたものがあった…。そして点数(正解数)をゆっくり数えてみると正解数…
24問…
…24問か…
…1問足りなかったか…………
……………(沈黙10秒)…………………
あれ?合格点数(正解数)…何問だっけ?
…………
………
……
…
…24問…
おいおい…これじゃ漫画だべ…
…あまりにもピタリ賞で、嘘っぽいので(?)、何度も数え直す…。
ぬか喜びしたくなく…選んでた解答を見直す、正解数を数え直すを何度も繰り返し…ようやく合格のボーダーラインに達してた事に気づき、真夜中に…ひとりガッツポーズ(笑)!
目頭が熱くなる事はなく、ただただ力が抜け…この喜びを共有させる相手を叩き起こす!
はい、ドーン!
にゃんだ!にゃんだ?
…超眠い顔のバロンに合格の報告!…いつも夜遅くまで勉強に付き合ってくれていた相棒に感謝!(寝不足にしててすまなかった!)
…という事で学科試験合格に安堵し、猪苗代に出張…今に至るw…(すでに4日目)…。
ズキューン!(笑)
もうひとつの「実地試験」の結果発表は来年2月上旬となる…。これも合格すれば晴れて「技士(わざし)」の称号を得る事となる…。仮に不合格の場合でも来年は学科試験免除となり実地試験のみの対策に専念できる…。
とりあえず胸の支えもとれ、一歩前進となった…。それにしてもテストレポなのにマラソン大会のようなレポになってしまったw…劇場型テストレポ…
以上、おわり…。
最後にひと言だけここで言いたい…
いろいろな意味で…
さすが俺!(おいっ)
…そして、お疲れ様!俺!
最後まで読んでいただきありがとうございました!期待通りだったのか?期待を裏切ったのか?それは読んだ方のご自由ですw
合掌
七転び八起き ひげお