地球上で起きていること、どれだけ知っている?
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました
「台風」ってどうやって発生するの?台風が生まれるまでのメカニズム
台風は、どのように生まれ、どのように大きくなっていくのだろうか
台風が生まれるのは熱帯の海の上
熱せられた海水面から水蒸気が生じることが始まりなので、熱帯の海でなければ台風はできない
水蒸気は上昇気流となり、その水蒸気が上空で冷えてたくさんの積乱雲ができる
積乱雲は我々が入道雲と呼んでいる雲で、発達すると高さ10キロメートルにも達し、雨を降らせることが多い
水蒸気が雲の粒に変わるとき、もともと持っていた熱を放出するので、暖められた空気は軽くなってさらに上昇する
これが繰り返されるうちに中心の気圧はどんどん低くなり、暖かく湿った空気を周囲から呼び込んで、巨大な渦巻き状の雲になる
こうして熱帯低気圧が発生し、気圧が下がるにつれて、渦の中心に向かって吹き込む風はますます強くなる
風の吹き方によっては雲がまとまらず、じきに消えてしまうものもある
一方で、中心付近の風がどんどん強くなり、最大風速が秒速17.2メートル以上になったものが台風である
渦には、地球の自転にともなう力が働く
中心に向かって吹き込む風は、北半球では右方向へ曲がって反時計回りとなり、その回転で移動する
強く回転する物体には、中心付近から外側に向かう遠心力が働く
これによって中心付近には強風も入り込めない空間ができる
これが「台風の目」である
台風のエネルギーは、海面から上昇する水蒸気だ
移動を続けて気温の低い地域や陸地にやってきた台風は、上昇してくる水蒸気の量がぐっと減るので、勢力が衰えていく
かつての天気予報では、台風について「弱い」「中型」「小型」などの表現を用いていた
だが、それでは防災面で油断が出るかもしれないということで、現在では使われなくなっている
(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)
台風ができるまで
台風が生まれるのは熱帯の海の上
熱せられた海水面から水蒸気が生じることが始まりなので、熱帯の海でなければ台風はできない
水蒸気は上昇気流となり、その水蒸気が上空で冷えてたくさんの積乱雲ができる
積乱雲は我々が入道雲と呼んでいる雲で、発達すると高さ10キロメートルにも達し、雨を降らせることが多い
水蒸気が雲の粒に変わるとき、もともと持っていた熱を放出するので、暖められた空気は軽くなってさらに上昇する
これが繰り返されるうちに中心の気圧はどんどん低くなり、暖かく湿った空気を周囲から呼び込んで、巨大な渦巻き状の雲になる
こうして熱帯低気圧が発生し、気圧が下がるにつれて、渦の中心に向かって吹き込む風はますます強くなる
風の吹き方によっては雲がまとまらず、じきに消えてしまうものもある
一方で、中心付近の風がどんどん強くなり、最大風速が秒速17.2メートル以上になったものが台風である
渦の中心は「台風の目」だが、「台風の目」は静かで強風がないという
地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
