■プロ野球 阪神4ー3巨人 (9月14日 甲子園)
優勝マジック「1」の阪神が9月ここまで負けなしの11連勝を飾り、18年ぶり6度目のリーグ優勝を達成した
9月14日でのリーグ制覇は球団史上最速で、チーム11連勝は82年以来41年ぶりの快挙となった
岡田監督はマウンド上の胴上げで6度、宙を舞った
スタメンは、1)近本光司 センター、2)中野拓夢 セカンド、3)森下翔太 ライト、4)大山悠輔 ファースト、5)佐藤輝明 サード、6)ノイジー レフト、7)坂本誠志郎 キャッチャー、8)木浪聖也 ショートと不動のオーダーを組ん
(敬称略)
先発の才木浩人投手は今季17度目の登板で試合前まで7勝5敗、防御率2.10
巨人の先発・赤星投手
5回まで両チームともに無得点が続く
才木投手は6回も三者凡退に抑える
阪神は6回の攻撃で先頭・近本選手がヒット、中野選手は中飛も森下選手がヒットで1死一・三塁に
大山選手がセンターへ犠飛を放ち先制
続く佐藤輝選手がセンターバックスリーンに2試合連続20号2ランを放り込み、3-0とした
佐藤輝選手の新人から3年連続20本塁打は球団初で史上7人目
才木投手は7回に先頭・岡本和選手にレフトスタンドへ39号ソロを運ばれ1点を失うも後続は抑える
才木投手は7回を投げ87球、3安打、1四球、5奪三振の1失点で降板
打線は7回に先頭・坂本選手がヒット、木浪選手の犠打で1死二塁に
代打・原口文仁選手は二邪飛も近本選手の二ゴロを中山選手が後逸し、坂本選手が帰還し、4-1とする
8回は岩貞祐太投手が代打・北村拓選手にヒット、大城卓選手にレフトへタイムリーツーベースを運ばれ4-2となり降板
代わった石井大智投手が無死二塁で長野選手を三ゴロに打ち取り、島本浩也投手が代打・萩尾選手を見逃し三振、丸選手を空振り三振に斬って取った
9回は岩崎優投手が1死から坂本選手に19号ソロを浴びる
続く秋広選手にツーベースも代打・梶谷選手を二ゴロ、最後は北村拓選手を二飛に打ち取りリーグタイ32セーブ目(3勝2敗)を挙げた
才木投手は8勝目(5敗)
◆阪神・岡田彰布監督は昨年10月に08年以来、2度目の阪神監督に就任
優勝をいう言葉を使わずに「アレ」と表現、今季のチーム・スローガンも「A.R.E.」と(目標:Aim、敬う気持ち:Repect、パワーアップ:Empower)としローマ字読みで「アレ」に決め、シーズンに挑んだ
■岡田 彰布(おかだ・あきのぶ)
1957年11月25日生まれ 65歳 大阪府出身、右投げ右打ち
北陽(現関大北陽)から早稲田大学を経て1979年ドラフト1位で阪神入団
1980年に打率.290、本塁打18、打点54をマークし新人王を獲得
1985年にはバース、掛布とクリーアップを組み球団初の日本一に貢献した
94年オリックスに移籍し、95年に現役引退した
通算成績は1639試合出場 、打率.277、打点836、本塁打247を記録した
オリックス、阪神のコーチを経て、2004年に阪神監督就任、05年にリーグ優勝を果たしたが日本シリーズでロッテに0勝4敗で敗退した2008年に辞任
2010~12年はオリックス監督で10年は5位、11年は4位、12年は6位に終わっていた
(この記事は、TBSニュースデグの記事で作りました)
スタートダッシュに成功、5月中盤に首位
交流戦、交流戦後に一時失速も6月終盤に再び首位に
一時広島の猛追もあり、一日だけ首位を明け渡すも、8月に10連勝などで加速
8月16日にマジック点灯
その後の6連勝あどでマジックは順調に減ったが、失速で一時消滅も・・・
9月1日にマジック再点灯
9月は勢い止まることなく、この日まで勝ち続け、リーグ優勝を決めた
岡田監督の「アレ」は完全に浸透
そして見事なチーム力、投手力とつながりのある打撃で18年ぶりのリーグ制覇
阪神タイガースが18年ぶりのセ・リーグ制覇
岡田監督が「アレ」をスローガンに見事な「優勝」を決めました
セ・リーグ制覇への熱戦を振り返る