「人間の証明」「悪魔の飽食」などで知られる森村誠一さんが死去 | メインウェーブ日記

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「人間の証明」「悪魔の飽食」などで知られるベストセラー作家、森村誠一(もりむら・せいいち)さんが7月24日死去した
90歳だった

埼玉県生まれ。青山学院大卒業後、ホテルマンとして働くなかで、サラリーマン向けのエッセーを手掛けるようになる
1967年、「大都会」で作家デビュー
69年に「高層の死角」で江戸川乱歩賞、73年には「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞を受けた
ホテルや新幹線などを舞台に、現代社会の疎外感や虚無感を掘り下げ、社会派的なテーマとトリックを融合した作品でサラリーマン層の支持を集めた

76年には西條八十の詩をモチーフに、証明三部作の第1作「人間の証明」を発表
翌年には角川書店が行った映画版とのメディアミックスで、森村誠一ブームを巻き起こした
翌年に刊行された「野性の証明」も高倉健主演で映画化されて人気を博した

旧日本軍の中国での人体実験を告発した81年のノンフィクション「悪魔の飽食」は、社会的に大きな反響を呼んだ。多くの作品がテレビドラマ化され、大きな社会的反響を呼んだン

2004年には日本ミステリー文学大賞を受賞

11年には時代小説「悪道」で吉川英治文学賞を受賞した

晩年は新書「老いる意味」で、老人性うつ病に苦しんだことを明かし、話題を呼んだ

(この記事は、読売新聞オンラインの記事で作りました)

 


旧日本軍の731部隊の「人体実験」を告発する内容の森村誠一さんの衝撃作