すでに、本ブログでもお伝えしたように、28日の競馬の第159回天皇賞・春(G1、京都競馬場芝3200メートル)は、1番人気のクリフトフ・ルメール騎手騎乗のフィエールマンが優勝!
フィエールマンは、菊花賞に続くG1・2勝目・・・
フィエールマンは、昨年は史上最少キャリアの4戦で菊花賞を制覇し、今回は6戦で天皇賞・春を制覇し、これまでの1947年のオーライトの9戦を更新する最少キャリア・・・
日本の生産界を席巻するディープインパクト産駒も、これまで芝3200メートルの天皇賞・春は、勝てませんでした・・・
ディープインパクト産駒のフィエールマンが今回同レースを制し、種牡馬では、ヒンドスタン、パーソロン、サンデーサイレンスに続く史上4頭目の旧8大競走(桜花賞、オークス、皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞・春、天皇賞・秋、有馬記念)完全制覇・・・
鞍上のルメール騎手は、G1・3連勝で、保田隆芳、武豊に続く史上3人目の旧8大競走完全制覇!
フィエールマンは、1次登録を済ませている秋のフランスの凱旋門賞(10月6日、G1、ロンシャン競馬場芝2400メートル)への挑戦も注目・・・
昨年の牝馬3冠(桜花賞・オークス・秋華賞)とジャパンカップを制し、今年はドバイターフを勝った凱旋門賞への挑戦も予定しているアーモンドアイとは、菊花賞、天皇賞・春をともに最少キャリアで制したフィエールマンには、また別の「魅力」やキャリアが少なく「未知の強さの可能性」があり、注目だ・・・
フィエールマン・・・
父ディープインパクト母リュヌドール(父グリーンチューン)
生産=ノーザンファーム、馬主=(有)サンデーレーシング
戦績:6戦4勝
主な勝利;菊花賞、天皇賞・春
2着のグローリーヴェイズは、名門・メジロ牧場の血を引くディープインパクト産駒で、その母系はアマゾンウォリアー系で、3冠牝馬(桜花賞・オークスとこの時代は芝2400メートルのエリザベス女王杯)メジロラモーヌが曾祖母の良血で、血統的背景もあった・・・