10日に、ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが行われました・・・
軽量級の注目の無敗対決は、挑戦者のローマン・ゴンザレス選手(ニカラグア)が王者のカルロス・クアドラス選手(メキシコ)に、3-0の判定で勝ち、プロ通算46戦全勝(38KO)で4階級制覇(ミニマム級・ライトフライ級・フライ級・スーパーフライ級)・・・
(クアドラス選手は、これで37戦35勝(27KO)1敗1分け)
この試合を視察に訪れたWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥選手との来年の統一戦が現実を帯びてきました・・・
ジャッジは、117-111、116-112,115-113でいずれもゴンザレス選手を支持の3-0でしたが、試合後の表情は、右目がふさがりそうなほど顔を腫らしたゴンザレス選手に対し、きれいな顔のクアドラス選手・・・
軽量級最強あるいは全階級を通じ最強の「パウンド・フォー・パウンド」ともいわれるゴンザレス選手にとっては点差以上の苦戦だったようです・・・
だが、それでも無敗を守り、4階級制覇達成・・・
12歳の時にボクシングを教わった母国(ニカラグア)の英雄・故アレクス・アルゲリョ氏がアーロン・ブライヤー氏に2回挑んで果たせなかった4階級制覇を達成・・・
ゴンザレス選手は、それでも「アルゲリョは超えられない。彼は私の恩師で、私は彼の息子、常に(アルゲリョは)私のNO.1だ」と母国の英雄を称えました・・・
試合前には、統一戦を希望する井上尚選手がゴンザレス選手の控室を訪れ、激励・・・8
ゴンザレス選手は、井上尚選手との統一戦にも意欲的・・・
来年に統一戦という形で、両者の激突が見られそうです・・・
軽量級最強(ゴンザレス選手、46戦全勝(38KO))対モンスター(井上尚選手、11戦全勝(9KO))の無敗同士のビッグ・ドリームマッチ・・・
今から楽しみですね・・・