21日に、野球の国際大会「プレミア12」の決勝が行われ、韓国がアメリカに8-0で勝ち、優勝し、同大会初代王者となり、世界一となりました。
韓国は、1次ラウンド(予選リーグ)では、日本(侍ジャパン)に負けており、1次ラウンドをある程度勝たないと決勝へは進めないわけですが、一発勝負の決勝トーナメントを負けない(日本は決勝トーナメントの準決勝で韓国に敗れた)ことが当たり前ですが、「世界一」へは大事なことをあらためて感じました。
大会のMVPは、キム・ヒョンス外野手(韓国)・・・
キム選手は、アメリカとの決勝でも安打・打点・・・今大会8試合で、11安打・13打点を挙げました。
なお、ベストナインでは、日本から投手で大谷翔平投手(日本ハム)と一塁手で中田翔内野手(日本ハム)が選ばれています。
ちなみに、プレミア12のベストナインは・・・
投手(先発) 大谷翔平(日本)
投手(救援) モルケン(カナダ)
捕手 ソーサ(メキシコ)
一塁手 中田翔(日本)
二塁手 フレージャー(アメリカ)
三塁手 ファン・ジェギュン(韓国)
遊撃手 ダール(オランダ)
外野手 ランドルフ(オランダ)
外野手 キム・ヒョンス(韓国)
DH イ・デホ(韓国)
(敬称略)
大リーグ挑戦を表明している韓国リーグの2年連続50本塁打を記録したパク・ビョンホ内野手は、この大会の準決勝まで打率1割9分2厘・1本塁打・1打点と不振でしたが、決勝のアメリカ戦では3ラン本塁打を放ちました。
日本で、日本シリーズMVPを獲得したイ・デホ選手も日本戦で決勝打を放つなどし同大会のベストナインにDHとして選ばれる活躍でチームの「世界一」に貢献しました。
ほかの表彰では、日本では最優秀防御率に大谷投手(ベストナインと2冠)、最多打点に中田内野手(ベストナインと2冠)、最優秀守備選手に坂本勇人内野手(巨人)が選ばれました。
表彰は・・・
最優秀選手(MVP) キム・ヒョンス(韓国)
最優秀防御率 大谷翔平(日本)
最多打点 中田翔(日本)
最優秀守備戦選手 坂本勇人(日本)
(敬称略)