〈今回記事は長いです〉

標題のスープ、数年前からコピーしたいと思っていたが、やっと実現できました!!!

色々な店で提供されているものの基本的な味は似ているので、何かの濃縮タイプ缶詰がベースなっているのかと考えられたが、そのような情報は無し(キャンベルのクリームマッシュルームではないかと書いている人も多いが、味のベクトルが違うでしょう?)。
実際にベース製品があるなら、業務用として昔から流通していて安く入手できなければそうなるまい(仲松商事でも取扱いがあってしかるべき)。
一度、味の素「業務用ポタージュJ」も確認してみたが、それでもなく。
そして、超高度な技術、長時間の調理工程は必要なく、真似できる内容のはず。

私の舌記憶では、
・ニューヨークレストラン(沖縄市中央、2008年閉店)
・コザドライブイン(沖縄市大里)
・シーサイドドライブイン(恩納村仲泊)
・ジャッキーステーキハウス(那覇市西)
・サウザンステーキ(那覇市松山)
が懐かしい。
かつて、リージョンクラブ(北中城村安谷屋)のオーナーがОTVビル前に露天弁当屋を出していたが、ダマができていて市販のスープではないことが判明していた。

そんな中、インターネットにはスープ再現の取り組みがあって、以下の2つを参考にしましたよ。
●COOKPAD:沖縄 ステーキ屋さんの白いスープ
●YouTube:沖縄ステーキの立役者。そうなんです!〜あの白いスープの作り方〜


また、ジャッキーはレトルトでスープを販売しているが、通信販売のページの写真ではパッケージの裏面が写っているので、おおよその材料が知れる。

●JACK'S STEAK HOUSE:スープ通信販売の原材料表示
原材料名には「牛乳(国内製造)、ポークブイヨン、小麦粉、植物性油脂(菜種)、人参、マッシュルーム水煮、バター、食塩/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・乳成分・豚肉・鶏肉を含む)」と記されている。

 

というわけで、実際に作ってみた!

・・・上出来、これこれ、この口当たり~、長年の作れるようになりたい品が、叶いました☆

(写真は下記の手順④、笊を鍋に沈めて右の粉末を溶かす)

 

(株)ホクガンのANNMER印「沖縄そばだし」は豚主体の出汁だ。マックスバリュに売っていた。

 

上記を総合した基本的なレシピをメモしておく。

 

①強力粉を茶色く色付かない程度にラードで炒め、塊がないように木べらでサラサラにする。

②少なめの湯で、刻んだ人参・玉葱・マッシュルームを茹でる。

③②へ沖縄そばの出汁(原材料は鰹主体ではなく、豚のみが望ましい)を加える。ポーク系のコンソメがあればそれでも可。

 セロリ、ローリエ等の香味の強い野菜が入っていないものが望ましい。

④③の中に目の粗い笊を沈めて、その中でだまにならないよう丁寧に①を溶く。

⑤塩、バター(飲食店ならコスト的にマーガリンだろう)、牛乳などで好みの味に調整する。

 

続きは・・・

沖縄の老舗レストランやステーキハウスのクリームスープその2(2023.8.30の夕食)

 

上記のYouTubeでのレシピを参考までにメモしておく。

①ラード:40g

②強力粉:160g

③人参:1/3本

④玉葱:1/3個

⑤ジャガ芋:1個

⑥マッシュルーム:1缶

⑦水:1L

⑧鶏股肉:1塊

⑨にんにく:2片

⑩塩:8g

⑪コンソメ:2キューブ

⑫エバミルク:80g

⑬牛乳:80g

⑭ツナ缶:1/2缶

 

〈2024.4.23追記〉

本記事へのアクセスが多いので、関連記事のリンクを記しておきます。ご覧ください。

沖縄の老舗レストランやステーキハウスのクリームスープその2(2023.8.30の夕食への追記)
沖縄の老舗レストランやステーキハウスのクリームスープその3(2023.10.6の飲み会)
黄色いカレー(2024.3.30の夕食)