5年生からの勉強にあたって③ | 日々の日記

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2026年中学受験予定の息子(現小5)のZ会を中心とした勉強やら諸々と、父親として思ったことや考えたことの記録です
自分の頭の中を整理するために書いています。

中学受験では、今月から5年生の扱いとなります。
そんなわけで、棚卸というか目的や方針みたいなものを今一度整理しておきたいと思います。

<基本的な勉強のやりかた、手法>

〇今の我が家のテキストの進め方

 5年生になって色々と変わる可能性があるのですが、4年生までにやっていたやっていたやり方を引き続きやってゆく、という方針で進めて行こうかと思っています。
 様子を見ながら変えていくつもりではいますが、今の段階での具体的な方法を書き記しておこうとおもいます。

 うちはZ会の通信教育中心の学習ですと、少しの工夫で学習効果があがることがあるなぁ、という印象を僕が持っています。
 基本的には僕の頭の中の整理と後で振り返るための文章化ですけど、この試行錯誤とかアイデアみたいなのが誰かの参考になったら、(反面教師的なものだとしても)いいかな、と思っています。

〇基本の勉強(Z会の教材)
 まず、Z会の教材自体は、一人でも出来るように作られていると思います。が、うちの子には無理。ですので、横について一緒に勉強するイメージで、分らないことがあったりすれば補足するというかんじで進めて行きます。
 ただ、そこまで監視するわけでもない(つもり)でもあります。息子はテキストをやりながら歌を歌ったり寄り道や脱線をよくするのですが、それをOKにしていて、まぁ、脱線してもどこかで戻してちゃんと最後までやらせる、みたいなそんな感じの付き添いかたです。

 この辺は囲碁で鍛えました。(僕が、です)
 息子は小1から囲碁教室に通っていて、対局を横で見ているのですが、まぁ、色々な手を打ちます。ホント自由です。微笑ましいとかのレベルではなく、指摘したいことばかり。
 しかし対局中。対局は、相手との勝負の場で、相手がいます。息子だけでなく相手にもなんらかのヒントになってはいけません。声掛けどころかアクション禁止です。(まぁ、物を落とした、とかそういうのは言いますけど)
 あーなんで、こんなところに打つの!?、見落としてる・・・、すぐに対応しないと、ほら、負けそう・・・とかとか。グッと堪えて平然な顔をするわけです。(まぁ、多少表情には出てたと思いますけど・・)
 これで随分忍耐力がつきました。
 でも、まぁ、そんな親の気持ちに関係なく、対局を終えるとケロリとして「いい勝負ができた」とドヤ顔だったり、「どうだった?」と満面の笑みで聞いてくる姿を見ると、まぁいいか、と思う次第なのです。はい。
 同じ感じで、勉強もお互いにそういうのを気にせずに、見る・見られるを平然と出来るようになれていますかねぇ。
 まぁ、息子がまだ幼いというのはあるのでしょうけど。

 で、Z会の勉強では基本的に授業動画があるので、テキストと組み合わせてきちんと見れば理解できるのですが、(これは塾と変わらないのではないかな?)問題は、その動画を集中して見れるか、という部分。
 うちは一人でみさせると、よそ見をして集中してみなくなるので、この辺りの工夫が必要になるのです。
 (まぁ、息子の気持ちは分からなくもない。僕も一人だったら自信はない・・苦笑)
 内容にもよるのですが、まずは、テキストの空欄を本文から予測させながら埋めさせていきます。テキストの内容を読んで考えさせるのです。結構わかりますよ。
で、そのうえで、授業動画をみます。もし、枠が埋まったのであれば、1.4倍速や2倍速にして答え合わせを確認するという感じで動画を見せると、集中してみます。
 逆に内容がわからなかった、知らない事だった場合には、速度を落としてテキストに記入しながら(ときどき止めながら)動画を見させる、という感じです。

 息子の場合、分った、知っていると思ったとたん、話を聞かなくなる傾向があり、それでその先の話を聞き逃す事が多いのです。ですので、それを防止させる工夫が必要なのです。
 あと、先生の説明でほぼ理解は出来るのですが、息子の様子をみながら補足したり息子の理解しやすいように説明したりします。
 また、授業の後に行う確認問題・練習問題には、解説の動画もあるのですが、それを見るかどうかは僕が判断しています。もちろん間違ったらちゃんと確認するのですが、問題に正解しても見たほうがいいかな、と思った場合は見るようにしますし、ちゃんと理解して正解したのであればさっと丸だけつけて飛ばします。この辺はリズムというかテンポというか、機嫌よく進むように、そういう工夫をしています。
 どうしても動画だと、引っかかった部分でもさらっと進んでしまうこともあるので、そのあたりは息子の様子をみながら補足したりする感じです。

 あと、動画を見ているときの態度は注意しません。妻は色々気になるようで都度注意したがるのですが、よそ見をしているとき以外は出来るだけ注意しないようにしています。

〇復習とか
 基本的にはZ会の学習で合格に向かおうとは思っているので、Z会のカリキュラム通りに進めるのですが、その内容を確実に定着させるための工夫などはします。
 それだけは足りないという発想ではなく、学習したことを確実にしていく、発展させていく、という方針で足していこうと思います。

 まずは復習や補足の勉強。
 復習は、Z会のカリキュラムに入る前に前回のおさらい(と言ってもテキストを読むだけですけど)を入れるようにしています。よく考えたら、自分の経験に照らし合わせても、塾でも学校でも授業ではよく前回のおさらいをしてから新しい単元に入った気がします。
 Z会だとそういうのを強要されないので忘れてしまうのですが、息子を見ていると、前回のテキストを見直すだけで効果があるので、やるようにしています。

 また、その単元の理解が出来ていれば、難しい問題にチャレンジしてみるとか、それに関連するような内容をというやつを追加していきたいように思っています。
※この辺は、問題集をやる、というよりは、色々な過去問とか中学への算数とかから探して抜き出す感じかな。自由自在シリーズとかも手元にあるので、そこから問題を抽出するとか。
 あとは、実験・実体験などは積極的に取り入れたいと思うのですが、5年生くらいになってくるとそこまで余裕があるかどうかは微妙かもしれませんね。できるだけ対応するようにしたいです。
 もし、理解できていなかったり苦手だなという分野があれば適時対応して、わからないまま次に進まないようにしたいです。これは、その単元だけのドリルを用意するとかもありかもしれないと思っています。

 算数は解きなおしノートを作っています。これが復習の軸ですね。間違えた問題は、ノートに書いたりコピーを張り付けたりして、再度解かせる問題集を作っています。(いずれは本人が作ればいいとは思うのですが、今は僕が作っています)
 さらに苦手そうであれば、どこかから似たような問題を探して来て、ノートに追記しています。

〇Z会とは別に進めておくもの 
 国語は、Z会とは別に国語力の向上に向けて以下のようなことをやって行こうと思います。
・読書(図書館で色々かりたり、こども新聞読ませたり、いわゆる多読です)
・教科書の写経
・テキストの音読(科目にはこだわらない)
・語彙力のドリル
・日記をつける

できれば、文章を要約させるような訓練もしたいのですが、これはまだやっていません。6年生になる前には少し練習したい気もします。

 あと、国語は、出来なかった文章題があれば、徹底的に読み込んでみる、というのをやろうと思っています。心情の変化だったり場面の状況の変化を捉えたり、接続語や指示語の意味や関係性を全部確認したり。色々な表現は、なぜこのような表現にしたんだろうね、とか話したりします。
 正解はない世界ではありますが、文章を正確に読める訓練はこれでできるような気がします。なんとなくですが、うちの子には効果があったように思うので、ときどき続けようかと思います。
(学年が上がると通用するかどうかはわかりませんが・・)

 個人的には「中学への算数」なんかを加えたいのですが、なかなか難しいですかね。そこまでの余裕はないかもしれません。

 こんなところをベースに、量を見ながら調整していきたいです。
 この辺は料理といっしょですかね。味を足したら引くことをしないと味が壊れてしまいます。

〇朝の勉強

 毎日練習ブックという計算や漢字などのドリルの冊子があるので、これを毎日やります。量的には、1月に10回なので、2周~3周させる感じです。(基本的には朝)
 それと、語彙系や白地図などからドリル系の問題を1枚程度。
 この課題を僕が寝る前にテーブルの上に並べておいて、やっておいてね、という形にしている。
 当面はこんな感じに進めるか。
 もともと朝の勉強は妻がやっていたのですが、しょっちゅうバトルになっていました。ですので、僕が指示して丸つけも僕がやるようになったら、わりとすんなりするようになったようです。すると妻が多少指示したりしてもわりと従うようになった様子。
 僕から見ると、ぱっぱとやらないと怒られ、逆にぱっとやって時間が余れば次々をプリントを渡されるので、反発されても仕方ないとは思うのですけど・・・ね。
 最初から今日はこれだけ、と明示しておいた方が素直にやると思っています。ただ、そのおかげで量が少し減っているような気もします。これは上手にコントロールしていきたいと思います。

 夜のZ会の勉強量が増えているし、まだ午後や土日の時間に余裕があるので、まずはこれくらいにして勉強方法が定着するように進めていくかな。