西双版納3日目
遺産保護区・景邁山古茶林へ
ここ景邁山古茶林は規模が雲南茶山の中でも大きく、自然と人が調和して暮らす伝統的林下茶栽培が行われています。
茶農家は広大な森で茶を栽培していたため
「古茶園」と呼ばれていたのから「古茶林」と名付けられました。60~90年代に試験的に密植高収量の台地茶園を植えたそうですが、2007年以降に伝統林下茶栽培の生態茶園に改造しました。
2023年ユネスコ世界遺産登録
「普洱景迈山古茶林文化景観」
遠くから眺めると森のようで中に入ってみると茶樹林です。
この山にのみ生息しているカニの足!
景邁山の螃蟹脚茶(カニ足茶)をこちらではじめて見かけました。
薬膳茶になりそうと調べたら、
こちらは寄生植物で西双版納や瀾滄では樹齢の高い古茶樹に寄生していてとても稀少なお茶だとわかりました。
煮出したり,ポットで淹れたり鶏スープに入れたりします。
飲んでみたところ爽やかな甘さで清熱解毒作用を感じました。
景邁山の人には清熱、健胃、咳や痰、風邪に良いとされているそうです。
樹齢100年以上の古茶樹と共に育ち、お茶の樹の霊気や精気を含み、カニ足自身の効能だけでなく、古茶樹の効能も含み高い栄養価のあるお茶とされています。
時に景邁普洱茶にはカニ足が入っていることもあるのだとか…
景邁山の大平掌古茶林の入り口で見かけて薬膳茶としてシドニーでご紹介したいと思い持ち帰りました。
いよいよ景迈山古茶林へ
白象山に近く景迈で唯一、一般公開されている大平掌古茶林です。村の入り口付近には茶馬古道の遺跡も残っています。
地形が手のひらのように平坦であることから名付けられたそうで、平らな道をカートのような乗り物で茶神樹と景邁山千年古茶樹の元へ
澄んだ空気の頬にあたる風の優しいこと!
牛たちが歩くと鈴の音が聞こえてくるのが心地よい♪
茶山に向かう山道には石畳みが敷き詰められていて、バスに揺られる道中、お尻が鍛えられました。
でも、その景観が自然と一体化していて美しくも感じていたところ、生態を守るためにアルファルトは使用されておらず自然の山中の石から取り、自然のために敷き詰められていると教えてもらいました。
根っこは繋がっていますからね…
雲南の土はパワーが素晴らしく特別です。
1800年前から茶栽培が行われていた景迈では、北の高い場所にあるお寺から背の高い茶樹がいくつも見えるそうです。布朗族や傣族の伝承では、祖先が山の神様から茶の種を授かり森の中で育てたという神話や祭祀が残っているそうです。
古茶林には多くの動植物が生きていて、これは茶栽培が自然と共生していることの証です。
古茶樹は私たち人間がいただいているものでもあるけど、林に住む動植物や虫のものでもあるのだと、すべては自然界の一部なのですね。
カランカランと鈴の音が森林に響き聞こえたのは放牧されている牛たちでした。
こちらは千年古樹茶
案内によると大平掌古茶林は、単なる茶畑ではなく、民族の歴史と伝統的な暮らし、信仰、茶文化を映し出す「生態文化遺産」であり、景迈山の世界遺産登録にも貢献した重要なエリアという事です。
採茶区で立ち入り禁止の看板
景迈山大平掌茶王
茶の花
カランカラン牛
こちらは茶神樹
村の人が毎年春に祈りを捧げる神聖なお茶の木です。
大平掌古茶林に連れて行っていただき、景迈山の自然生態を目の当たりに感じ、特別な場所の特別なお茶ということがわかりました。


















