2024全日本大学野球選手権大会 早稲田大学 対 東日本国際大学 | Watoshiの野球観戦記

Watoshiの野球観戦記

2018年11月から開始しました。プロ野球(中日ドラゴンズ)やアマチュア(高校、大学、社会人)野球まで、幅広く観戦した記録を載せます。

2024年6月15日(土)
第73回全日本大学野球選手権大会
準決勝 第2試合
早稲田大学(一塁側)対 東日本国際大学(三塁側)
明治神宮野球場(晴)
試合開始14時43分
試合終了17時33分(2時間50分)

早稲田 000 003 000 1|4
東日本 000 021 000 0|3

勝投手 安田(早)
敗投手 藤井(東)

(早)伊藤・香西・安田-印出
(東)磯前・藤井-三井


本塁打 吉納(早)
二塁打 黒田・佐藤(東)

 第73回全日本大学野球選手権大会 準決勝 第2試合。
 早稲田大学(東京六大学野球連盟)と東日本国際大学(南東北大学野球連盟)の対戦です。
 

 東日本国際大先発 磯前投手(4年)は、立ち上がりからテンポ良い投球で、早稲田大打線を三者凡退に抑える好投をみせました。

 一方の早稲田大先発 伊藤投手(3年)も四球は出しますが、要所を締めた打たせる投球で、こちらも東日本国際大打線を0に抑えます。

 試合前半は両先発投手の好投による投手戦となりました。

 

 5回から試合が動き出します。

 東日本国際大注目の黒田内野手(2年)がレフトオーバーの適時2塁打を放って2点を先制すると、早稲田大は直後の6回、こちらも注目の吉納外野手(4年)が右翼席へ豪快な3点本塁打を放って一気に逆転。

 しかし、東日本国際大はその裏にワイルドピッチで同点とし、試合はそのまま延長タイブレークへ。

 

 最後は10回表に一死満塁から犠飛で1点を加えた早稲田大に対し、東日本国際大は裏の攻撃が0点に封じ込められて試合終了。

 シーソーゲームとなりましたが、最後は早稲田大の集中力が勝って見事、決勝へ駒を進めました。

 


虫めがね注目選手

○早稲田大 印出太一捕手(4年)

 中京大中京高時代、髙橋宏人投手(中日)とバッテリーを組んでいた捕手。

 長打力があり、主将と四番を務めるチームの中心選手です。

 

 

○早稲田大 吉納翼外野手(4年)

 東邦高校出身。

 6回に放った逆転の右翼3点本塁打は豪快の一言。

 タイブレークとなった延長10回、決勝打となった左犠飛を放つなど、この試合の全打点を叩き出す活躍は素晴らしかったです。

 

 

○早稲田大 伊藤樹投手(3年)

 Max151キロの3年生エース。

 この試合は中盤で捉えられて6回途中で無念の降板となりましたが、ポテンシャルの高さが伺える投球でした。

 

○早稲田大 山縣秀内野手(4年)

 守備力の高さウリのフットワークが高く球際に強い遊撃手。

 無安打でしたが、左右に弾き返す右の好打者だそうです。

○早稲田大 小澤周平内野手(3年)

 172cmながら強打好守でプロ注目のセカンド。

 この試合は無安打でした。

●東日本国際大 黒田義信内野手(2年)
 走攻守にポテンシャルが高いプロ注目の内野手。

 チーム唯一の打点となった5回のレフトオーバー適時二塁打は豪快でした。

 2年生ながらチームの中心として早稲田大の選手と引けを取らない存在感を発揮していました。

 

 

 

●東日本国際大 藤井優矢投手(4年)

 Max150キロの東日本国際大エース。

 6回からのロングリリーフを投げ抜き、最後は延長10回タイブレークで決勝の犠飛を浴びて敗戦投手となりましたが、ナイスピッチングでした。

 

 

早稲田大 小宮山監督

早稲田大 応援団

早稲田大2番手 香西投手(2年)

早稲田大3番手 安田投手(1年)

天理大先発 磯前投手(4年)

 

2安打 早稲田大 石郷岡外野手(3年)

 

試合終了