2023シーズンを振り返って | Watoshiの野球観戦記

Watoshiの野球観戦記

2018年11月から開始しました。プロ野球(中日ドラゴンズ)やアマチュア(高校、大学、社会人)野球まで、幅広く観戦した記録を載せます。

2023年の野球観戦が終了しました。

 

今シーズンの観戦試合数は 106試合 となりました。

 

野球観戦試合 内訳

 

☆プロ野球 14試合

 公式戦 5、交流戦3、ファーム戦5、オープン戦1

 

龍中日ドラゴンズの観戦成績(全体成績)

 6勝6敗1分(56勝82敗5分 6位)

 

今年は球団史上初の2年連続最下位という屈辱的なシーズンとなりました。

観戦していても楽しめた試合が少なかったです。

来年は立浪ドラゴンズ3年目の最終契約となり、結果が強く求められます。

 

チームには根尾昴投手や石川昴弥選手、岡林勇希選手、高橋宏斗投手ら若手の芽が着実に開きつつあります。

若い力が中心となって、最下位からの起死回生を目指して欲しいところです。

 

 

☆社会人野球 19試合

 JABA東海地区春季大会3、JABA静岡大会3、ベーブルース杯社会人野球大会3、都市対抗野球大会3、社会人野球日本選手権 東海地区最終予選2、JAWA伊勢・松阪大会2、社会人野球日本選手権大会3

 

今年は地元大会から都市対抗(東京)、日本選手権(大阪)と満遍なく観戦することが出来ました。

その分、交通費などの費用が大変でした。

 

 

☆大学野球 37試合

 愛知大学リーグ19、東海地区岐阜大学リーグ10、東都大学野球リーグ2、全日本大学野球選手権大会3、明治神宮野球大会3

 

今年はドラフト候補が豊富だった愛知大学リーグに注目しました。

春にこれまたドラフト選手を多く輩出した屈指の東都大学野球リーグ開幕戦をナゴヤ球場で観戦できたのはとても良かったです。

岐阜大学リーグは中部学院大の絶対的かつ安定した強さと、近藤監督率いる岐阜聖徳学園大の躍進が目立ちました。

 

 

☆高校野球 36試合

 愛知県大会10、岐阜県大会12、東海地区大会2、センバツ大会4、甲子園大会8

 

今年はドラフトの目玉になる地元選手が少なかったですが、愛知・岐阜ともまんべんなく観戦することが出来ました。

甲子園もセンバツと合わせて3回も行くなど、高校野球観戦は充実できました。

ただし、9月に愛知県高校野球連盟から写真のブログ掲載を禁止されたことについては残念です。

 

 

今年の観戦数は、ついに念願の100試合超え(106試合)を達成!!

トータル観戦時間数は延べ268時間45分となり、まるまる11日間野球観戦漬けとなる結果となりました。

球場への移動なども含めると、相当な時間を費やしたことになります。

我ながら実に「よく観に行けたな~」と感心する次第ですが、これもひとえに自分の趣味に深い理解をしてくれた家族のおかげだと思います。

なかなか直接は言えませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

来年は年齢や体力のこともあるので、試合数にはこだわらず、もう少し的を絞った観戦スケジュールを組もうと思います。

当初からの目的だった、「アマチュア選手(高校、大学、社会人)からプロに指名されるような光を放つ選手を自分の眼でみる」という原点に立ち戻り、もっと質の高い観戦を目指したいと思います。

 

 

○ Watoshiが観戦したベスト試合

 

5月5日 東海地区大学野球岐阜県リーグ
岐阜協立大学4-5中部学院大学(延長12回タイブレーク)

(KYBスタジアム)

 

全国レベルの力を持つ中部学院大の強さは揺るぎないものがありますが、足元の岐阜県リーグではそれを脅かそうとする他チームの台頭で、激戦が繰り広げられています。

この試合もその一つとなり、どちらが勝つか最後まで目が離せない展開となりました。

 

試合前半は両先発投手の不安定な立ち上がりなどで点の取り合いとなりますが、どちらも決め手を欠いて9回終了時点で3対3の同点となり、延長戦タイブレークに突入します。
タイブレークは試合の早期決着を促すために得点しやすい状況から攻撃を始める制度ですが、それでも両チームとも執念の好プレーで得点を許しません。
双方とも無死満塁のピンチを何度も切り抜いて、球場内がいつ終わるかわからないという不思議な空間に包まれました。

最後は延長12回表に中部学院大が粘って勝ち取った押し出し四球と適時打で勝ち越しに成功。

その裏に岐阜協立大は同じく無死満塁として逆転のチャンスを作りましたが、あと一本が出ず力尽きて試合終了。

試合時間3時間51分の大熱戦は、両チームの意地がぶつかり合った稀に見る好試合でした。

 

中部学院先発 宮島投手

岐阜協立大先発 飼沼投手

8回 足を負傷して無念の交代

延長12回決勝打 中部学院 桂選手

試合終了

3時間51分の大熱戦

 

 

 

〇 Watoshiが観戦したMVP選手

 

自分が観戦した中で勝手に決めたMVPです。

(何の権威もありません)

 

まじかるクラウンプロ野球 野手部門

  岡林勇希選手(中日 21歳)

  通算成績 打率.279 163安打 3本 31打点 12盗塁

  ベストナイン、ゴールデングラブ賞

 

惜しくも1本差で最多安打記録は逃しましたが、中日野手で唯一の全143試合出場を果たすなど2年連続の活躍をみせたのは流石の一言でした。

私が観戦したバンテリンドームでも1試合2三塁打や本塁打を放つなど長打力もアップし、さらなる進化をみせました。

今年名球会入りを果たした大島洋平選手(2021安打)の若かりし頃を彷彿とする、もしくはそれ以上の将来性を感じさせる選手です。

 

 

 

 

 

 

まじかるクラウンプロ野球 投手部門

  高橋宏人投手(中日 22歳)

  通算成績 25登板 7勝 11敗 145奪三振 防御率2.53

 

観戦した勝利試合の中で唯一、先発投手として試合をつくるピッチングを披露。

今年はWBC最年少出場や初完投・初完封を達成するなど飛躍の一年となりました。

威力のあるストレートとカットボールで三振の山を築きました(セ・リーグ2位)が、投球間隔が長いのは気になりました。

 

 

 

 

 

 

まじかるクラウン社会人野球 野手部門

  野口 泰司選手(NTT東日本 22歳)

 

観戦試合(5月3日JABAベーブルース杯大会 NTT東日本戦)で、新人ながら長良川球場の左翼席へ豪快な本塁打を放つ活躍をみせました。

名城大学時代からの注目選手でしたが、昨年のドラフトで指名漏れだったのは信じられませんでした。

再来年の指名を期待して、今後も注目したい選手です。

 

 

 

 

 

まじかるクラウン社会人野球 投手部門

  嘉陽宗一郎 投手(トヨタ自動車 28歳)

 

観戦試合(7月15日 都市対抗野球 ホンダ戦など)で、先発・リリーフと大活躍でした。

150キロ近い直球と変化球の切れは、プロの一軍試合でも十分通用しそうなピッチングです。

昨年からの全国大会連続優勝(2022年 社会人野球日本選手権、2023年 第94回都市対抗野球)の原動力で、正にアマチュア野球投手ナンバー1といっても過言ではないと投手だと思います。

 

 

 

 

まじかるクラウン大学野球 野手部門

  村田 怜音選手(皇学館大 4年)

 

昨年、長良川球場で目撃した時は存在感の大きさに驚きました。

「伊勢のラオウ」といわれる196㎝の大きな体格は誰よりも目立っており、打球の威力はハンパなかったです。

西武ライオンズから指名(6位)を受けた時は興奮しました。

新天地での活躍を期待します。

 

 

 

 

まじかるクラウン大学野球 投手部門

  中村 優斗選手(愛知工業大 3年)

 

1年生の頃から注目し続けてきた投手。

力強いフォームから繰り出すストレートの威力は、これまでみたアマチュア選手の誰よりも衝撃を受けました。

昨年は出場が少なかったですが、今年は3年生ながら愛工大投手陣のエースとして大車輪の活躍。

登板の多さに故障しないか心配する程でした。

来年は最終学年となり、上位でのドラフト指名が期待されます。

ぜひとも中日ドラゴンズでの活躍を期待したいところです。

(将来、高橋宏斗投手とWエースにでもなったら最高です。)

 

 

 

 

 

 

まじかるクラウン高校野球 野手部門

  モイセエフ・ニキータ選手(豊川高 2年)

 

秋季東海大会を初優勝した豊川高校の大黒柱。

明治神宮野球大会では豪快な本塁打を放つなど、鮮烈な全国デビューを果たしました。

長打力のみならずバットコントロールにも長けていて、来年はセンバツなどで更なる活躍が楽しみな選手です。

 

 

 

 

まじかるクラウン高校野球 投手部門

  小宅雅己投手(慶應高 2年)

 

2年生エースとして慶應高校107年ぶりの甲子園優勝の原動力となった投手。

観戦した2試合(8月11日 北陸高戦:7回無失点、8月21日準決勝 土浦日大高戦:完封)とも完璧な投球をみせました。

大舞台でこれだけのパフォーマンスを発揮するのは並外れた選手で、将来のドラフト目玉候補になりそうな選手です。