第94回選抜高校野球大会  市和歌山高校 対 明秀日立高校 | Watoshiの野球観戦記

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2018年11月から開始しました。プロ野球(中日ドラゴンズ)やアマチュア(高校、大学、社会人)野球まで、幅広く観戦した記録を載せます。

 2022年3月27日(日)
第94回選抜高校野球大会 二回戦
第8日目 第2試合
市和歌山高校(和歌山 一塁側) 対 明秀日立高校(茨城 三塁側)
阪神甲子園球場(晴)
 
試合開始 11時43分
試合終了 11時35分(1時間52分)

市和 000 001 000 |1
明秀 000 001 001X|2

勝投手 米田(市和)
敗投手 猪俣(明秀)

市和 米田-松村
明秀 猪俣-伊藤

二塁打 本坊(明秀)


選抜高校野球大会 8日目 二回戦 第2試合です。
この試合は両先発投手の好投で緊張感のある締まった試合となりました。

市和歌山の先発はMax149km/hの本格派右腕 米田投手(3年)。
対する明秀日立は切れ目のない打線がウリのチームで、当初は米田投手対明秀打線を注目していました。
ところが、明秀のエース 猪俣投手(3年)も米田投手に勝るとも劣らない素晴らしい投球でした。

米田投手は自慢のストレートをみせ球に多彩な変化球で決め球を絞らせず、明秀打線を散発7安打8奪三振1失点と完投。
流石はプロ注目の逸材です。

対する猪俣投手も序盤の打線一巡無安打に抑えるなど、がっぷり四つで試合は粛々と進み、このまま決着がつかずに(13回より)延長戦タイブレークへ突入する雰囲気も醸し出されましたが、9回裏にドラマがありました。

打撃好調の市和歌山四番 寺田選手(3年)が3安打目となる中安打と明秀の守備失策で二塁に進むと、ここまで力投してきたエース 米田投手が価千金のライトオーバー サヨナラ安打で一気に試合終了。

どちらが勝ってもおかしくない力が均衡した、まさに選抜大会に相応しい好試合でした。
市和歌山は準々決勝で優勝候補筆頭の大阪桐蔭と対戦しますが、この試合も厳しい試合になることは必至と思われます。
是非とも甲子園で観戦したかったです…(涙) 
 
追伸
翌日の対大阪桐蔭高戦は、まさかの0対17の大敗となりました。
大阪桐蔭高が凄いのですが、この試合の影響も大きかったと思います。
 
市和歌山先発 米田投手
 
 
明秀日立先発 猪俣投手
 
 
3安打1打点
市和歌山四番 寺田選手
 
 
2安打 市和歌山 堀畑選手(3年)
 
2安打 明秀日立 本坊選手(3年)
 
2安打 明秀日立 小久保選手(3年)
 
1安打1打点
明秀日立 石川選手(3年)
 
9回 サヨナラ安打
市和歌山 米田投手
 
試合終了