下北沢にて飲んだくれたもっさん。
お次へ向かいます。
着きました。

デザートワインを頂いていた「フェアグラウンド」さんは、複合商業施設「ミカン下北」のD−201に入っています。
向かった先はD−202。
要は、お隣へ移動でございます。




「楽観 下北沢 (らっかん しもきたざわ)」さん。
2024年5月26日訪問。
15時48分入店。



西麻布に本店を置く「楽観」さん。
最近はラーメンを頂く機会が減っているもっさんですが、楽観さんは都内でも

「10本の指に入る」

ラーメンだと思っております。

言うて、本店さんにも随分ご無沙汰しております。
物怪の幸いとばかりに、下北沢店さんへお邪魔しました。

因みに、お隣のフェアグラウンドさんでも楽観さんのラーメンはオーダー可能。
スタッフさんにお願いするとテイクアウト用の商品を買ってきてくれるようです。

◯ 本日の1杯:特製琥珀、チャーシュー丼

楽観さんのラーメンの基本は醤油味の琥珀と、塩味のパール。
これに季節ごとの限定メニューや、ヴィーガンラーメンなどが加わります。

もっさんのオーダーは初心に帰っての琥珀。
チャーシュー丼のセットでお願いします。




やや合って、登場の特製琥珀。
いやあ〜久しぶり!



商品名通り、琥珀色のスープ。
スープベースは昆布と鰹の香る上品な魚介のお出汁に、丸みのある動物系スープ。
スープの透明度の高さが、素材の下拵えからの丁寧な仕事を物語っています。

タレに用いるお醤油は、茨城県土浦市の柴沼醤油醸造謹製。
元禄元年に創業という同社では、昔ながらの木桶による醸造を行っておられるそう。
このお醤油の美味しさをストレートに反映した味付けとなっています。

スープの特色がもうひとつ。
表面を覆う香味油です。
こちらはオリーブオイルに、エシャレットの香りを付けたもの。
葱油の洋風版といったところでしょうか。



刻み玉ねぎとの相性も抜群!
楽観さんのラーメンはどれも香味油に工夫があり、それがお店の個性にもなっています。



麺は細身のストレート麺。
やや硬めの茹で上げ。
エッジの効いた啜り口、ザクザクとしたコシのある噛み応え。
淡麗スープと相俟って、ラーメン全体をライトでキレ味のあるものに印象付けています。





ラーメンは半味玉入り。
特製トッピングで味玉がフルサイズとなり、チャーシュー1枚と海苔が追加されます。
楽観さんの味玉はウマいんですよ。
もっさん的に、特製トッピングは必須です。



ラーメンには各種ミニ丼がセットに出来ます。
もっさんはチャーシュー丼をチョイス。
細切れチャーシューが沢山乗っているのがメチャ嬉しい一品です。
おマヨを飾った後に、軽く炙りを入れるひと手間も最高ですね。




商業施設テナントの利点として、クオリティの高いラーメンがアイドリングタイム無しで頂けるのは実に有り難し。
しばらくぶりに、西麻布にもお邪魔せねば。
ご馳走様でした。