恵比寿にて美味しいオムライスを頂いたもっさん。
お次へ移動すべく、駒沢通りを広尾方面へ向かいます。

この日はまあ〜暑いのなんの。
梅雨明けはしておりませんが「夏本番」を嫌でも感じる晴れ模様でした。

汗をかきかき、坂道をテクテクと。
恵比寿プライムスクエアを超えたら、目的地はすぐそこです。





という訳でお邪魔しましたこちらのお店。
「BELTZ (べるつ)」さん。
2020年7月2日訪問。
13時10分着。待ち無し。13時12分購入。


ベルツさんは「バスクチーズケーキ 」のテイクアウト専門店さん。

スペインのバスク地方に端を発するバスクチーズケーキは、2018年の秋頃から日本でも静かなブームに。

2019年の春にはローソンさんから「バスチー」として発売。
一躍、市場が拡大し、バスチーはそのまま略称として定着した感があります。
続け様に大手コンビニ各社から軒並みバスチーが発売され、「よく見る洋菓子のひとつ」として、すっかり市民権を得ていますね。

さて、そのバスクチーズケーキ。
日本でのブームを牽引したのは、ほぼ同時期に開店の専門店2軒。
2018年7月、白金高輪に開店した「GAZTA (がすた)」さん。
同年8月、広尾に開店したベルツさんです。
国内に於けるバスクチーズケーキ界の二巨頭と呼んで差し支えないでしょう。

もっさんはガスタさんのバスチーは、ウチの師匠からお土産として頂戴しておりました。

その際、

パディントン「今度はわしが、ベルツさんのバスチーを買って来るよ」

と、約束した覚えが、微かにあります。
1年越しではありますが、買いに来ましたよ!

店内には試食用のテーブルが3席ありましたが、このご時世につき使用中止。
さっと買って、さっと帰りましょ。



で、帰宅後です。
ロゴ入りの紙袋に、パンフレットと食べ方の説明書き入り。



箱を取り出しました。
大きい方のMサイズは師匠へのお返しです。

もっさんはSサイズを2つ購入。
同封の「美味しい食べ方」に従って、先ずは冷蔵庫へ放り込んで休ませましょう。


少し経って、当日の晩。
冷蔵庫から取り出したあと、10分少々室温に置いてあります。


いよいよ開封しますよ。
よいしょっと。




一度お皿へ移し替え。
上面の焦げコゲ具合が実に美味しそうです。

早速食べたいところですが、バスクチーズケーキの魅力と言えば、外側はしっとり、内側はとろりの食感です。

……。
面倒くさいが、断面図を撮らざるを得ないか!



カットしてみました。
さあ、どうでしょう。


頂きます。
フォークを持ちまして、と。


下まで一気に。
すとん。


お!
とろとろ!
この写真ならば、内側の柔らかさが伝わると思います。

ぱくっ。

んんんん!
クリーミィ!!


上面は焦げを出し、側面と下面もしっかり焼き固められているのですが、内側はトロットロ。
味わうのに歯を全然使いません。
上顎と舌だけで完結しちゃう!

分類としてはベイクドチーズケーキに属する筈ですが、並のレアチーズケーキを鼻で笑うような柔らかさ!

甘くはありますが、甘過ぎず酸っぱ過ぎないチーズの美味しさが、舌の上でねっとりと蕩けていきます。
合間合間に僅かながら主張してくる、焦げの苦味がまた心地良いです。
官能的な美味しさ!
美味いを通り越して、最早エロいです。

これはお土産に持って行ったら、喜ばれること請け合いですね。
コンビニ各社のバスチーも悪くはありませんが、ガチな物と比べたら、ちと可哀そうかな。
ご馳走様でした。