麻布食堂

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広尾にて美味しいハンバーガーを頂いたもっさん。

外苑西通りを麻布方面に向かいます。


右手にカーディーラーの「ランボルギーニ」が見えてくる辺りになりますと、道路脇に路駐してある車のグレードが半端ない事に。

所謂ファミリーカーを全く見なくなります。

恐ろしい土地じゃのう。


また、UberEatsの自転車をやたらめったら見かけるようになりました。

こればっかりは都内ならではの光景です。



大通りを少し離れて牛坂を真っ直ぐ上がりますと、一転して閑静な住宅地に。

上へ上がれば上がる程、邸宅のグレードも上がって行くように見えます。

お、目的地の看板がありましたぞ。





という訳でお邪魔しましたこちらのお店。

「麻布食堂 (あざぶしょくどう)」さん。

2019年7月10日訪問。

12時35分着。店外に2名待ち。13時2分供食。


麻布食堂さんは、西麻布の住宅地にある洋食屋さん。

店名には「食堂」と付いておりますが、土地柄を鑑みますとねえ?

お料理が高いんだか安いんだか、店名からは想像がし辛いです(笑)。



実際には、店頭にメニューも掲出してありますのでごあんしんください。

もっさんは当然オムライスを頂きます。


20分ほど待って、カウンターの左端へ案内されました。

調理の様子がよく見える特等席です!


◯本日のランチ:オムライス ケチャップ


タイプ:つつみ型

ソース:ケチャップ

ライス:チキンライス


オムライスはケチャップとホワイトソースの2種類から。

もっさんはケチャップをオーダーしています。





そして登場のオムライス。

うむ、美味しそう。

早速頂きます。




オムレツ。

焦げ目ひとつ無い、美しい焼き上げ。

端っこをピンと鋭角にした包み方が特徴的ですね。


つつみ型のオムライスはオムレツの内側を半熟に留めたタイプがありますが、こちらは完全に火を通しています。

その分、卵の厚みは薄めの部類だと思います。


また、オムレツそのものに味付けはしていないようです。

焼き油もサラダオイルのようでした。


調理の工程を見ていて非常に不思議だったのは、溶き卵が薄いピンク色をしていた事。

オムライスは人気メニューでしょうから、溶き卵はかなりの量を冷蔵庫にストックしておられるようです。


フライパンで焼かれると、直ぐに鮮やかな黄色になったのですが。

あれはどういう工夫? 素材? なのでしょう。



チキンライス。

ブイヨンの旨味が染み込んだチキンピラフを、フライパンでケチャップと炒め合わせています。

具材はチキンと玉ねぎ。

チキンライス単体では、甘め、少し濃いめの味付け。



このライスが兎に角美味いんですよ。

ハンバーガーではパティ、ラーメンならば麺が美味しく無ければどうにもなりません。

オムライスという料理に於けるチキンライスの重要性を、改めて思い知りました。


ケチャップは酸味が強いタイプ。

味付け無しのオムレツ、甘めのチキンライスと合わせる事で、まことに良い塩梅の味付けになります。

いや、お見事です。



100点満点に花マルも付けたい一皿。

西麻布で20数年の営業は伊達じゃありません。

もっさんの好みドストライク過ぎて、当の本人が驚く程でした。

今後、オムライスを頂く上での確たるベンチマークが出来ました。


土地柄か、もっさんの後ろには外国人のお客様も並んでいましたね。

もっさんもご近所に住むか勤めるかしていたら、週に3回食べたいオムライスです。

ご馳走様でした。